MPS研究会は、医師、歯科医師しか入会できませんが、今回はMPS研究会のご配慮で、第8回 学術集会 特別講演は、一般の参加も可能でしたので、名倉堂さんと大阪まで聞きに行ってきました。
川喜田先生は、トリガーポイントの研究では、日本を代表する先生です。
お話の内容は、臨床にすぐに使えるものではありませんが、普段なかなか聞けないお話ですから、いろいろ学びがありました。
日本の痛み学の第一人者、故熊澤隆朗先生、生前は医師の前で、もっと筋肉に目を向けなさいと言っておられたそうです。
トリガーポイントのメカニズムも、まだまだわからないことが沢山あるのも事実のようですが、筋肉に目を向ければ、少なくとも救済を受けられる患者さんが増えるはずです。
世界レベルでは、痛みを全人的に捉え、医師だけでなくコメディカルの方etc 意見を交わせるそうですが、日本は、たとえそれが痛み学に精通されている方でも、医師以外は受け入れられにくい土壌があるそうです。
今更、驚くことでもないですが、ほんとに患者不在ですね。
カテゴリ:セミナー・勉強会
ebara / 2011年11月13日(日) 00:02