70代女性のAさんは、バスに乗ろうと小走りした際に、右脚に激痛が走り、整形外科を受診したそうです。
診断は、脊柱管狭窄症だったそうです。
10年位前に、右脚の痛みで首の手術をした際に、将来、腰も手術の必要となる可能性が高いと言われており、自分の脚の痛みは、腰から来ているのだと信じていたそうです。うです。
整形外科へは、毎日通院し、けん引や、腰から脚へのマッサージ、ブロック注射もしたそうですが、症状に効果なし。
今回、スポーツジムで知り合った方に紹介され、当院を受診されました。
問診や検査から、脊柱管狭窄症とは考えにくく、触診や動作から、右膝周囲の筋膜性疼痛症候群(MPS)と判断し、同部位に 施術をしました。
二回目に施術に来られた際のお話では、歩くたびに頭を突き抜けるような痛みが無くなり、少し違和感がある程度までに良化したというお話でした。
膝周囲への、施術効果があった訳ですから、Aさんの訴える痛みは、脊柱管狭窄症で起こると言われている症状とは、無関係であったと言えます。
カテゴリ:医療への不信感
ebara / 2018年10月29日(月) 20:48