腰痛とは病名でなく、腰が痛い状態を言います。
腰痛の85%は原因不明と言われていますが、まず重要なのは、危険な疾患が無いか否かが重要です。
これをレッドフラッグと言います。
転倒して痛くなったら、骨折の可能性があるのでレントゲン検査が必要になります。
何もしないのに痛くなった場合、年齢などによって想定し除外しておくべき疾患がありますし、腰痛に限らず、痛みを訴え来院された場合、すべてにおいて想像力を働かせ、適応化否かを判断する必要があります。
私の場合、経験上多くは、徒手検査や超音波検査など行えば、筋膜性疼痛症候群(MPS)に由来する痛みの治療を優先すべき疾患か、医科を受診するべき疾患かを判断することができます。
また、多くの場合、すでに医科を受診しておられた方が多いですから、除外診断は済んでるケースが多いです。
除外するべき疾患が無いなら、治療を行って経過を診るしかないと言う事ですが、意味のない経過観察ではなく、積極的に施術を行い、経過を診ます。
施術の効果があれば、危険な疾患ではなく、筋膜性疼痛症候群(MPS)由来の痛みだったという言う事になります。
再発する場合は、施術部位の見直し、生活習慣の見直しが必要となる場合もあります。
カテゴリ:独り言
ebara / 2018年12月21日(金) 21:57