京都JR円町駅5分の江原鍼灸整骨院.は、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリース専門院。ヘルニア、坐骨神経痛、むちうち、腰痛、膝痛の治療が得意
京都市中京区 JR円町駅5分 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)  座骨神経痛 ヘルニア 脊柱管狭窄症 トリガーポイント療法専門院 江原鍼灸整骨院.
HOME
初めての方へ
筋膜性疼痛症候群(MPS)・トリガーポイント
超音波エコー観察装置とエコーガイド下筋膜リリース鍼
施術の流れ
施術時間・料金
痛みの体験記
患者様の声
症例報告
このような症状の方が来院されています。
よくある質問
アクセス
お問合せ
ブログを書く理由
治療室日記
漢(男)のブログ
リンク集
診療日カレンダー
Calendar Loading

月別アーカイブ

江原鍼灸整骨院.
江原鍼灸整骨院. Facebookページ

治療室日記 (2017年04月)

痛みに関する話題を綴った日記です。

テレビで、武田鉄矢さんが、神経障害性疼痛の薬のCMに出ているのを見たことある方も多いと思います。
そのCMのお薬が、プレガバリンリリカと言う方が馴染みあるかもしれません。
リリカは、坐骨神経痛にも使われていますが、このほど、効果がないと言う論文が発表されました。
(文中 最下段参照)

 

img_0_m

 

当院にも、リリカを処方されたが効果が無い、と言って来院される方が、沢山おられます。
リリカが効かない、坐骨神経痛でも、当院での施術を丁寧に行えば、良くなる方がたくさんいますから、坐骨神経痛と呼ばれる痛みの多くは、神経が関係する痛みでは無く、筋膜のトラブルが原因であると考えられます。

 

zakotu-2-2

 

TMSジャパンのMLより

■プレガバリン、坐骨神経痛に効果なし

坐骨神経痛患者207例を対象に、プレガバリンの疼痛軽減効果を無作為化プラセボ対照試験で検証(PRECISE試験)。
投与8週時における10段階評価(スコアが高いほど痛みが強い)
による平均未調整下肢痛スコアは、プラセボ群の3.1に対しプレガバリン群は3.7と両群で差はなかった
(調整平均差0.5、95%CI -0.2 – 1.2、P=0.19)。
有害事象発生数はプレガバリン群が227件で、プラセボ群の124件に比べて多く、特にめまいが多かった。

【原文を読む】
Mathieson S et al. Trial of Pregabalin for Acute and Chronic Sciatica. N Engl J Med. 2017 Mar 23;376(12):1111-1120. doi: 10.1056/NEJMoa1614292.
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1614292

 

 

カテゴリ:医療情報

ebara / 2017年04月25日(火) 07:37

骨盤や背骨の歪みが痛みの原因との説明を受けて、治療計画を立ててもらい、しばらく施術を行ってきたが、効果が無い、逆に悪くなったと行って来院される方がおられます。
歪みが痛みの原因と言う説は、昔から言われ続けているので納得しやすいですし、最近では、姿勢分析アプリのようなもので、見える化できてしまうので、そう説明されれば納得してしまうでしょう。
矯正治療をする側からすると、トリガーポイント療法のように手間暇がかかる治療ではなく、瞬時に終われるメリットがあり、患者をたくさん施術することができるので、うまく行くと収益増に繋がります。
私も昔は、患者さんにレントゲンを撮ってきてもらい、骨盤や背骨の歪みを分析し矯正を行ってきました。
歪みがマシになっても痛みに変化ない人、歪みに変化なくても痛みが取れる人がいました。
つまり、歪みが治れば、痛みはよくなると言いつつ施術していましたが、実際には、痛みと歪みを結びつけるには無理がありました。
何より、世界中の研究において、痛みと骨格の歪みの関係は、科学的には証明できておらず、時代遅れの理論となっています。
現に、多くの側弯症の人の悩みは、痛みではありません。
施術を受ける患者さんは素人ですから、歪みが痛みの原因と言われれば、なるほどと納得されるかもしれませんが、歪みに拘るあまり、痛みを強化する恐れがありますから、注意が必要です。

 

77777 

 

カテゴリ:痛み痺れ

ebara / 2017年04月18日(火) 07:59

筋膜リリースと言う言葉をテレビで良く見るようになり、それに関連するお問い合わせが増えました。
しかし、残念ながら、今のところあらゆる痛みに効果がある、治療や薬は存在しません。

筋膜リリースについて(NAVERまとめより)⇒https://matome.naver.jp/odai/2144245467260362301

問題なのは、筋膜性疼痛症候群(MPS)と言う痛みが、ありふれているにも関わらず、医療従事者の多くがその存在を知らない事です。
その為に、椎間板ヘルニア、半月板損傷、頚腕症候群 etc の構造破綻モデルに基づいた診断や、痛みは精神的なものと扱われるだけで、適切な治療が行われておらず、痛みの難民と化している患者が多く存在する可能性があるのです。
また、筋膜性疼痛症候群(MPS)は、痛みだけでなく、抑うつや頭痛などの不定愁訴と深く関わっているとも言われています。
椎間板ヘルニア・変形性膝関節症・変形性股関節症・頚腕症候群 etc などの痛みやシビレ・症状は、視点を変え、トリガーポイント療法、筋膜リリース療法を行う事で、良くなる可能性が大いにあります。

 

20151027_1778397 

 

 

カテゴリ:痛み痺れ

ebara / 2017年04月06日(木) 12:20