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肩甲骨内縁の痛みとトリガーポイント - 症例報告

昨日、色々書きましたが、言える事は、痛みはMPS、原因はTPと言えるのでは無いでしょうか?

筋・筋膜性疼痛症候群やトリガーポイントの活性化の発生原因を考えて行くと、正直答えも出ない事を、あ~だ、こ~だと考える事になります。

シンプルに考えてTPへの治療すれば良い事です。

何故、今回姿勢や動作に改めて、目を向けるようになったのか、一つの症例をあげておきます。

患者さんは、30歳代の保育士さんです。痛みを訴えるのは、赤い印の菱形筋と言う部分です。

確かに、この部分には明確な圧痛が存在します。

TPチャートでいけば、菱形筋自体がTPとなります。

首を動かすとたまに、赤い部分に電気が走るとような痛みがあるそうです。

しかし、色々な動作をしてもらっても、痛みが再現する事はありません。

菱形筋は、互いの肩甲骨を引き付けるような働きをします。

TPの理論でいけば、もし、この筋肉が責任TPのならば、先に挙げたような動きを再現したら、痛みが誘発されるはずです。

再現性は無いけれど、首を動かした時に、たまに起こる電撃痛を加味して、よくよく問診してみると新たな問題が出てきました。

最近、途中入所の二歳児(これくらいの年齢が、一番手がかかるそうです)があり、毎日だっこの連続だそうです。

左手に子供をだっこしながら、右手で他の作業をする。と言う事になります。

だっこのポーズを自分でしてみると、常に左の肩甲骨を引き上げて、肩が落ちるのを防ぎ、そちらの方に首を傾ける動作をする事になります。

少し専門的に言うと肩甲挙筋や小胸筋を常に緊張させている訳です。

触診すると、案の定そこにも、結構な圧痛点が存在しました。

赤い印は勿論の事、そのような部分のフォローも施しておきました。

その治療が正しかったかどうかは不明ですが、それ以降治療に来られて無いところを見ると、良い方向に向いていると思います。

 

カテゴリ:症例報告 ,背部の痛み

ebara / 2008年03月12日(水) 22:13