痛みは複雑系であり、痛みを伝える神経は歪みやすいと言われてます。
理由もなく痛みを感じて医療機関を受診する場合、多くは整形外科を受診されると思います。
しかし、多くの整形外科のドクターは、痛みを構造破綻(どこかが壊れているから痛む)モデルで考えます。
この古びた考え方では限界があるため、痛みを抱えた人が増え続けているとも言えます。
原因がよくわからない場合は、疼痛性障害と言う考えのもと精神科の医師が治療することもあります。
学際痛みセンターでは、薬や注射が効かない場合、認知行動療法やカウンセラーが付いて、色々な取り組みが行われていると耳にします。
いずれにしてもこのような場合、長い道のりを経て治癒への階段を上がっていくことになることは、何となく理解できると思います。
病歴が長く複雑にも関わらず、二回程度の施術で効果が無かった場合、すぐに諦めて他の施術方法を探す人。
症状を訴えるばかりで、自分は何一つ行動に移そうとしない人。
長らく医療機関に通院し、症状に変化が無いにも関わらず、効かない薬を飲み続けていることに疑問も持たない人。
挙げるとキリがありません。
自分と向き合うと言う事は、私は、人任せにしない事と考えます。
お風呂に入ったり、寝ていたり、マッサージをしただけで良くなった人は、ワザワザ当院をネット検索し受診することは無いでしょう。
施術は治癒へ向かうきっかけ作りです。
自分と向き合っている方には、惜しみなくアドバイスやメール相談、他の医療機関への紹介もします。
しかし、残念な事に、自分と向き合うことすら出来ない人が、確実に増えているように感じます。
また、自分と向き合えない人は、こちらの事を評価しようとする気配りに欠けているようにも感じます。
結局、日本の痛み医療は欧米より20年以上遅れていると言われていますが、労を相手にばかり求めるよな考えを改めない限り、明るい未来は程遠いように感じます。
それには、自分と向き合う重要性と、相手の事を思いやり評価してあげる事が重要です。
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カテゴリ:ぼやく
ebara / 2019年07月05日(金) 18:09