ロキソニンは、痛み止めに使われる代表のような薬です。
この薬を飲んでも、ちっとも膝の痛みが引かないと言う患者さんがみえました。
上の図では理解しにくいかもわかりませんが、番長の記憶が正しければ、例えばどこかに足をぶつけたとします。
まず、ブラジキニンと言う発痛物質が体内で生成され、次いで、それを増強するプロスタグランジンと言う物質が生成されます。
ロキソニンと言う薬は、プロスタグランジンの生成を抑制する働きのあるお薬です。
ロキソニンが効かないのは、その部位に発痛物質が無いと想像出来るのでは無いのでしょうか?
(事実は分りませんが・・・)
単に、筋肉の凝り、スパズム、痙攣etc と呼ばれるような物だから、ロキソニンが効かなかったと番長は判断しました。
患部のアイシング、内側広筋、外側広筋、に単刺。
(1本の鍼で行なう手技)簡単な治療で、痛みが10→0になりました。
再発しても、このような簡単な治療を数回すれば、こじれる事は無いと思います。