70歳代の女性の患者さんの症例です。
1週間くらい前から左膝が痛み出し、膝の専門医を受診したところ、変形性膝関節症で直ぐに手術が必要と診断されたそうです。
痛くなるまでは、正座もできていたそうですから、レントゲン上で変形はしていても、痛くなる前から、関節の機能が失われていると言う事でもなさそうでした。
結論から言うと、内側広筋付着部を中心に、三回のトリガーポイント鍼治療で、痛みがなくなり正座できるまでに寛解しました。
手術が必要と言われるくらい膝が変形している方もおられるでしょうが、その約二倍の方に、同じくらい(またはそれ以上)膝が変形していても、膝の痛みながないと言うデーターもあるそうですから、変形と痛みを直ぐに結びつけることはできませんね。
カテゴリ:膝の痛み
ebara / 2014年11月28日(金) 20:40