
私も、35年前の学生時代に椎間板ヘルニアが痛みの原因になると習いました。
今でもその教えは大きく変わることもなく、整形外科で診るような痛みやシビレを伴う運動器の痛みの原因を、椎間板ヘルニアなどの神経圧迫説や軟背骨のゆがみ、軟骨のすり減り etc 構造破綻が原因という考えでで片付ける傾向は変わりません。
ここでは、なぜ椎間板ヘルニアで痛みが起こらないかを説明します。
今の理屈で言えば、実際のヘルニアの痛みは脳に向かっていて、足や臀部の痛みは脳が勘違いした幻の痛みなのですから。
結局、足や臀部などの痛みの原因が椎間板ヘルニアで起こっているのであれば、痛みを感じている場所を治療してよくなってしまうのは、つじつまがあわない事になるのです。
また、神経の途中圧迫されたとしても、そこにはただの繊維であり痛みを感じる受容器がないのですから、痛みを感じようがないのです。
椎間板ヘルニアなどの痛みにトリガーポイント鍼の効果が期待できるのは、ヘルニアが痛みの原因でなく筋膜性疼痛症候群だからです。
ただし、長引く痛みは脳が記憶すると言われ複雑になってきます。
複雑化した痛みは、神経障害性疼痛、痛覚変調性疼痛と呼ばれる痛みで、特効薬がありませんので早期の除痛が肝心となります。
下記は加茂整形外科医院のブログからの引用となります。
神経根症、神経根痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、⇒https://junk2004.exblog.jp/35855249/
動画⇒https://www.instagram.com/reels/DRzuclzDXtX/

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カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2025年12月25日(木) 09:06