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トリガーポイント鍼とトリガーポイント注射の違い - 治療室日記

患者さんから、トリガーポイント鍼とトリガーポイント注射の違いについて尋ねられることがあります。
親交のある、大分の山下クリニックのWEBサイトに、その違いが分かりやすく書いてあります。

http://www.yamashita-painclinic.com/qa/より一部を抜粋します。

日本で行われているトリガーポイント注射

「圧痛点に局所麻酔剤あるいは局所麻酔剤を主剤とする薬剤を注射する手技」(圧痛点・・・指などで圧迫したときに強く痛みが出る点)

本当の「痛みの発生源」

患者さんが訴える痛みには、うずく痛み(安静痛)や体を動かした時の痛み(運動時)があり、これらの痛みを関連痛と呼びます。
関連痛は、筋病変(病的に変異した筋肉)の中に存在するトリガーポイントという部分から発生します。
ところが人の体とは不思議なもので、多くの場合痛みの発生源であるトリガーポイントは、患者さんが関連痛を感じる部分から離れた場所に存在するのです。
「患者さんが指先で示す痛みが一番強い部位」は、患者さんが自覚している関連痛の場所になります。
治療として注射を行わなければならない痛みの発生源であるトリガーポイントの場所を、患者さん自身は気づいていないのです。
関連痛の場所に認められるのは一般的に「関連圧痛」という痛みであり、つまりこの痛みを感じる点は「痛みの発生源」ではないので、ここに行われる注射は「トリガーポイント注射とは呼べませんし、一時的な鎮痛効果が認められたとしても、筋病変を改善させる効果は望めません。

 

 

まとめ

トリガーポイント鍼は、あなたの気づいていない病変部を探し出し、そこを治療する方法です。
圧痛点、または触診なしに、患者にマーキングさせて行う注射は、治療するべきトリガーポイント取り残している可能性がおおいにあり、似たような名前でも、別物の治療法であるとも言えます。

 

以前の記事⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/1871

 

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カテゴリ:鍼灸

ebara / 2016年12月06日(火) 08:43