脳の中にある偏桃体は、情動と感情の処理やストレス反応に重要な役割を果たしています。
主に、恐怖、不安、、緊張、怒りなどのネガティブな感情に関わっています。
偏桃体の興奮は不安が不安を呼び、慢性痛を抱える人においては痛みの悪循環に大きく関わってきます。
暴走した偏桃体にブレーキをかけるには、側坐核の働きが需要です。
側坐核が働けば、やる気が出ます。
「やる気」を出すには、まず「やる」ことです。
とは言っても、痛みがあるから動けない(動きにくい)のも事実でしょう。
そのような方に、トリガーポイント鍼施術を行えば、副交感神経(リラックス)が亢進し血流がよくなり、筋膜性疼痛症候群と呼ばれる痛みには効果が見込めますので、うまくトリガーポイント鍼施術を使えば動きやすくなるはずです。
そう考えると偏桃体の興奮を鎮めるには、トリガーポイント鍼療法が役立つかもしれません。
当院は、なかなか良くならない痛みに対して、トリガーポイント鍼施術で痛みの悪循環を断ち切るお手伝いをしています。
・江原鍼灸整骨院.
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・電話 075-463-8639
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
カテゴリ:鍼灸
ebara / 2023年06月07日(水) 08:08
梨状筋症候群とは、日本脊髄学会のWEBサイトの引用によると下記のようになります。
坐骨神経は、骨盤からでて足へ向かいますが、その際、骨盤の出口のところで、梨状筋という筋肉とのトンネルを通ります。
この筋肉は通常柔らかいのですが、負担がかかって硬くなってしまうと、おしりに痛みを起こしたり、側を走る坐骨神経をつぶしてしまいしびれがでてきます。
このような病気を梨状筋症候群といいます。日常よくみかける病気ですが、診断、治療している病院が少ないのが欠点です。
http://www.neurospine.jp/original43.html
坐骨神経が押しつぶされるのが原因と説明されていますが、果たしてそうなのでしょうか?
押しつぶされていると言われている部分より、遠く離れた大腿や下腿そのものに圧痛があり、そこを見つけ出しトリガーポイント施術を加えると症状が良くなるケースが多々あります。
神経がおしつぶされると麻痺が生じますし、学問的に遠く離れた場所が痛むと言うには無理が生じます。
また、トリガーポイント鍼施術で、つぶれた神経を元に戻す事はできません。
神経がつぶれたことが原因で無く、その部分より離れた場所自体の筋膜系の痛み、すなわち筋膜性疼痛症候群(MPS)の痛みと推測できます。
筋膜性疼痛症候群(MPS)の痛みは、ありふれていますが、医療従事者の多くがその存在を知りません。
筋膜性疼痛症候群(MPS)の痛みを退治するには、放置していても取れない場所を見つけ出し、その場所を的確に処理しないといけません。
当院では、放置していても取れない筋膜性疼痛症候群(MPS)を見つけ出し、鍼や特殊なツールを駆使してを処理します。
長引く痛みでお困りの方は、一度試してみてるべき施術方法だと思います。
何より安心安全な施術方法です。
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ebara / 2023年05月17日(水) 08:30
鵞足炎とは、半膜様筋と半腱様筋と内転筋、縫工筋の腱が集まって脛骨に付着する部分の痛みです。
膝の曲げ伸ばしした際に腱が大腿骨とこすれ、また腱同士の間でもこすれ合い、いわゆるオーバーユースで痛みがおこると言われています。
運動量を減らしても痛みが引かない場合は、自力では治り辛くなっているとも言えます。
筋膜は筋や腱だけでなく、骨の表面とも繋がりあっていますので、感作した骨膜まで施術する場合もあります。
鵞足炎に、ロキソニンのような炎症を強く止める薬が劇的に効かない事が多いのは、先日のブログに書いたように、炎症による痛みよりも筋膜性疼痛症候群(MPS)による痛みのほうが強い混合痛と考えられるからです。
トリガーポイント鍼施術は、筋膜や腱、骨膜に出来た感作した部分(過敏化した部分)に直接小さな傷をつける事で、血流の再開、感作組織を壊し正常組織への再生を促す作用により、痛みを抑える効果があると考えます。
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ebara / 2023年05月15日(月) 06:47
腱鞘炎とは、指の腱鞘と呼ばれる部分が、何らかの原因で厚くなったり硬くなったりして、腱鞘を通る際に腱とこすれあい炎症が起こって痛みが出ているとされています。
使いすぎだけでなく、妊婦さんや更年期の女性に多いことから女性ホルモンも関係していると言われています。
炎症と言いながらも、ロキソニンのように炎症を強く止める薬が無効の方もおられます。
ロキソニンのような炎症を強く止める薬が効かない理由は、先日のブログに書いたように、炎症による痛みよりも筋膜性疼痛症候群(MPS)による痛みのほうが強い混合痛と考えられるからです。
鍼とは異なりますが、医療の現場でも体外衝撃波治療と言う腱炎などに、意図的に傷をつけ組織再生を図る治療法も存在します。
トリガーポイント鍼施術は、筋膜や腱、骨膜に出来た感作した部分(過敏化した部分)に、ピンポイントで小さな傷をつける事で、血流の再開、感作組織を壊し正常組織への再生を促す作用により、痛みを抑える効果があると考えます。
・江原鍼灸整骨院.
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
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ebara / 2023年05月13日(土) 07:15
脊柱管狭窄症は、自転車ならどこまでも行けるが、歩くとすぐに腰から下肢にかけて痛や痺れが出て立ち止まり、休憩し腰を伸ばすとすぐに楽になると言う症状です。
神経圧迫が痛みの原因と説明されますが、痛み学に照らし合わせると矛盾ばかりが目につきます。
自転車を漕いでいる間も脊柱管は狭窄したままですし、治癒した後も脊柱管は狭窄したままの状態です。
脊柱管狭窄症が原因と言われる痛みが、トリガーポイント鍼施術で良くなる理由は、脊柱管狭窄が原因で起こる痛みでは無く、筋肉(膜系)の痛みだからです。
トリガーポイント鍼施術で、脊柱管狭窄自体がどうにかなる訳ではありませんし、姿勢で痛みが変化するのも、筋肉(膜系)の痛みと考えれば合点がいきます。
排尿障害などの麻痺症状は、神経圧迫によって起こり得ますので、このような場合はトリガーポイント鍼施術の適応外となります。
また、閉塞性動脈硬化症による下肢痛の鑑別も重要です。
筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼ばれる痛みは、ありふれているにも関わらず医療従事者の多くがその存在を知らず、椎間板ヘルニアなどと誤診されているケースがあります。
痛みは記憶されますので、長引く痛みの場合一定回数施術を行っても効果が無い場合は、慢性痛症、痛覚変調性疼痛と言う考えのもと、生活の質が上がるように治療戦略を立てることになるでしょう。
実際には、日本の痛み医療は欧米より20年遅れていると言われているだけに、慢性化した痛みは治療戦略を立てること自体が難しくなりますから、慢性化しないように痛みを我慢しないことが重要です。
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ebara / 2023年05月02日(火) 08:00
腰椎間板ヘルニアで起こるとされる腰、臀部、下肢痛や痺れるような感じがして医科を受診すると、神経圧迫によるのもと言われることが殆どでしょう。
神経圧迫が痛みや痺れの原因と説明されますが、痛み学に照らし合わせると矛盾ばかりが目につきます。
腰の神経圧迫による痛みがトリガーポイント鍼施術で良くなる理由は、神経が押さえつけられたために起こる痛みでは無く、筋肉(膜系)の痛みだからです。
トリガーポイント鍼施術で、押さえつけられた神経がどうにかなる訳ではありません。
このような痛みを筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼びますが、この痛みは、ありふれているにも関わらず医療従事者の多くがその存在を知らず、椎間板ヘルニアなどと誤診されているケースがあります。
排尿障害などの麻痺症状は、神経圧迫によって起こり得ますので、このような場合はトリガーポイント鍼施術の適応外となります。
痛みは記憶されますので、長引く痛みの場合一定回数施術を行っても効果が無い場合は、慢性痛症、痛覚変調性疼痛と言う考えのもと、生活の質が上がるように治療戦略を立てることになるでしょう。
実際には、日本の痛み医療は欧米より20年遅れていると言われているだけに、慢性化した痛みは治療戦略を立てること自体が難しくなりますから、慢性化しないように痛みを我慢しないことが重要です。
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ebara / 2023年05月01日(月) 08:51
首のヘルニアで起こるとされる首痛や、手が痺れるような感じがして医科を受診すると、神経圧迫によるのもと言われることが殆どでしょう。
ヘルニアだけでなく、首の骨の間が狭い、歪んでいる、骨棘が出ているetc すべて神経圧迫で説明されます。
強烈な首から上肢の痛みで、整形外科とペインクリニックを受診されていた患者さんがいました。
首のヘルニアの問題を指摘され、手術も視野に入れるように言われていたそうですが、痛みと不安で眠れることが出来ず心療内科を受診した際に、あなたの痛みはヘルニアでなく、筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼ばれる痛みであると診断されたそうです。
その診断をもとにネット検索をし当院を受診されました。
その方は、数か月続いた強烈な痛みが三回のトリガーポイント鍼で寛解状態に至りましたが、同じ症状を訴えても全く違う診断が出ると言うのは、治療戦略も異なるわ訳ですから患者にとっては大きな問題です。
頚の神経圧迫による痛みがトリガーポイント鍼施術で良くなる理由は、神経が押さえつけられたために起こる痛みでは無く、筋肉(膜系)の痛みだからです。
トリガーポイント鍼施術で、押さえつけられた神経をどうにかできる事はありません。
細かな作業が出来ない、歩行が困難etc のような麻痺症状は神経圧迫によって起こり得ますので、このような場合はトリガーポイント鍼施術の適応外となります。
痛みは記憶されますので、長引く痛みの場合一定回数施術を行っても効果が無い場合は、痛覚変調性疼痛と言う考えのもとに痛みを取りきるより、生活の質が上がるように治療戦略を立てることになるでしょう。
実際には、日本の痛み医療は欧米より20年遅れていると言われているだけに、慢性化した痛みは治療戦略を立てること自体が難しいように思います。
それだけに、痛みを我慢しないで慢性化させないことが重要です。
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ebara / 2023年04月28日(金) 06:52
慢性痛とは癖になった痛み、習慣になった痛みと言えます。
痛みと大きく関わるのは脳ですから、脳の癖や健康状態痛みに大きく関係します。
痛みは脳や体に記憶されるますから、痛みが記憶される前に除痛をしなければいけません。
痛みを我慢してはいけません。
我慢している間に痛みは複雑になってきます。
トリガーポイント鍼施術をして暫くは良いが、痛みがぶり返してきた場合など、一時しのぎと言うイメージを持つ人もおられるかもしれませんが、痛みの悪循環を一時的にでも止める事は、自然治癒のきっかけを作るにはとても重要な事だと認識してください。
トリガーポイント鍼施術は、患者さん自身が気付いていない悪くなったところを探し出し、鍼で小さな傷をつける事で自然治癒を促す施術方法です。
傷をつけると聞くと恐怖を感じる方もおられるかもしれませんが、施術を受けた多くの人が痛気持ちいいと表現される施術です。
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ebara / 2023年04月25日(火) 09:29
先日、トリガーポイント療法一本で施術されている鍼灸師の方とお話をする機会がありました。
その先生のところには、コロナワクチン接種後の体調不良、コロナ感染後の後遺症の患者さんが数多く施術を受けに来られ、良い結果が出ていると言うお話を伺いました。
後遺症等に悩まれる方は、検査や投薬をしても症状が残るので、鍼灸に賭けてみようと思われたのでしょう。
胡散臭く考える方も多いかもしれません。
当院に来られる患者さんの主訴は、痛みを訴え受診される方が殆どです。
しかし、中にはコロナ感染後残る倦怠感や臭覚異常、咳などの症状を併せ持つ方もおられ、主訴の痛みの施術をしている間に、感染後症状も和らいでくる人がいるのは事実です。
コロナ後遺症に対する質の高いトリガーポイント鍼灸のエビデンスは存在しないと思いますが、どんな病気や症状も代謝をあげ血流を良くし、自然治癒力に頑張ってもらうしか無いのです。
リスクも殆どないトリガーポイント鍼灸は、下記図のような症状、特に自律神経的なものに期待できますので、やってみる価値はあるかもしれません。
・江原鍼灸整骨院.
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ebara / 2022年12月17日(土) 08:46
活性化したトリガーポイントの脱感作が目的ですが、分かりやすく言い換えれば、放置しておいても取れないコリのようなものの除去するとも言えます。
鍼で小傷つけることで、組織の血流が増え循環を改善し新しい組織に置き換えてくれる助けをします。
この時小傷を修復するときに、線維芽細胞がコラーゲンを増やし、組織に潤いをつけてくれます。
施術がすすむと、組織が柔らかくモチモチしてきますが、このような効果によるものです。
椎間板ヘルニアなど神経圧迫の痛みと考えられている痛みには、上記のメカニズムでは太刀打ちできないはずですが、非常に有効な事が多いです。
関節軟骨がすり減った事が原因と考えられる痛みにも、非常に有効な事が多いです。
言い換えれば、上記のような痛みの本態は、神経や関節内部の原因ではなく、筋膜性疼痛症候群が原因であるからこそトリガーポイント鍼療法でよくなるわけです。
痛みは複雑系ですが、筋肉と言う事に着目すれば、トリガーポイント鍼療法などで組織を柔らかくし、自身で良く動かす事が重要です。
とりわけ、重力の中で生きる以上筋力UPが期待できる運動をお勧めします。
ただし、スポーツ障害のような組織にケガを伴う痛みは、一時的に患部の安静が必要になることもありますので、分けて考えることが必要です。
・痛みの体験記
・ブログを書く理由
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・診療時間 9:00~19:30(水・土 午前中)
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・電話 075-463-8639
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ebara / 2021年12月03日(金) 08:47