痛みに関する話題を綴った日記です。
日本の痛み医療は、欧米よりも20年以上遅れているとも言われています。
残念ながら、慢性化した痛みに効く万能薬は存在しません。
慢性化した痛みは、筋膜・トリガーポイントだけでは説明できません。
色々な要素が絡み合っているのが慢性痛です。
まずは、患者自身が、痛みを恐れず立ち上がる勇気を持つ事。
そして、運動(体を動かす事)・認知行動療法・適度な体への治療・最小限の薬・カウンリングなどを組み合わせた、学際的な治療を受ける事が望まれます。
しかし、上記のような学際的な治療を受けることは、まだまだ難し事です。
当院で行う、施術法は、薬のような副作用、依存性はありませんから、長引く痛みでお困りの方に、少しでもお役に立てるかもしれません。
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2017年06月30日(金) 08:01
守屋先生のブログに興味深い、研究論文が掲載されていました。
http://mchiro.exblog.jp/26718861/
「椎間板ヘルニアと坐骨神経痛には炎症反応を引き起こすホスホリパーゼA2(PLA2)が関与していると考えられていたが、
椎間板ヘルニアもしくは椎間板変性と正常な椎間板との間にPLA2値の差は認められなかった」
ヘルニアがあろうと無かろうと、炎症物質の差が無いと言う事は、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は基本的に炎症性疾患ではないということになります。
つまり、ヘルニアの痛みは、膜系のトラブルが関係していると考えた方がよさそうですね。
椎間板ヘルニアの症状でお困りの方に、当院で行う施術がお役に立てるかもしれません。
カテゴリ:痛み痺れ
ebara / 2017年06月09日(金) 08:02