京都JR円町駅5分の江原鍼灸整骨院.は、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリース専門院。ヘルニア、坐骨神経痛、むちうち、腰痛、膝痛の治療が得意
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筋膜性疼痛症候群(MPS)による痛みを、放置していても取れないコリと分かりやすく説明する医師がおられます。
放置していても取れないコリのメカニズムは、まだまだ分かっていません。
しかし、トリガーポイント鍼で患部の血流を増やす、小傷がついた部位は線維芽細胞がコラーゲンを増やし、組織の潤いを作ってくれる現象は、放置していても取れないコリへの有効な施術方法である事は間違いありません。
それ以外に、慢性痛と呼ばれる痛みは体を動かす事が重要です。
人間20歳を過ぎると徐々に筋力は落ちていきますが、多くの人はこれを自覚しませんし、そんなものだと受け入れています。
筋力をUPする事は、重力の中で生きる上でとても重要になります。
また、筋肉が体の多くの熱を作る訳ですから、代謝もあがります。
座位や立位で腰が痛くなるが、横になると楽になるような痛みは、言い換えれば重力から解放されると楽になる痛みです。
重力に抵抗できるのは筋力ですから、このようなタイプの痛みは筋力UPするような運動を取り入れるべきです。
プールで歩くような有酸素運動は、運動で得られるメリットはありますが、たいした筋力UPにはなりません。
効率よく筋力UPを目的にするならば、最大の負荷を筋肉にかけないといけません。
ここで言う最大負荷とは、せいぜい10回程度のウェートしかあげられないような強い負荷の事を言います。
このような運動は、必然的に無酸素運動のような状態になりますから、キツイ運動になります。
重量挙げの選手がウェートを挙げるのを辞め、ひたするプールで歩くトレーニングに切り替えた場合、確実に筋力がダウンすることは誰もが理解できるはずです。
なかには筋力UPにならず、スポーツ障害を引き起こすような運動になっている場合もありますので、注意が必要です。
姿勢が云々と言う施術家は多くいますが、そもそも姿勢を維持する筋力が弱化していると言う視点が無ければ、姿勢矯正の効果が長く続かないのは当たり前です。

 

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カテゴリ:治療室こぼれ話

ebara / 2021年06月15日(火) 09:13

スマホの普及で、自分で簡単に検索することができ、情報が簡単に手に入る時代が来ました。
ただ、情報の取捨選択ができず、勝手に振り回されている人が多いようにも感じます。
知り合いの医師は、患者がネットの情報を鵜呑みにし、自分で診断し検査や治療法を要求する人が多くなり、臨床がやり辛くなって来たと言います。
先日も、首から肩の痛みを訴え、ある整形外科でレトゲン検査を実施したが異常なし。
あなたが心配するような病気の可能性は無いので、他の検査は必要ないと言われた高齢の患者さんが来院されました。
その方は、その結果に納得できず、内科に赴きMRI検査、血管エコー検査などを頼んで、追加検査をしてもらって来たそうです。
訴えられる症状は、どのように考えても、患者さんが不安に思うような疾患では無く、MRI、血管エコーなどの検査が必要とも感じない症状です。
整形外科では、飲み薬とけん引治療で様子をみましょうと言う事だそうですが、薬は飲みたくない、けん引も効果ないので嫌と言うお話です。
鍼施術は、一回で大きな効果を感じる事が出来たが、保険が効かないので二の足を踏むそうです。
当院で、通常三回ほどトリガーポイント鍼施術を受けた場合、近場で安めの一泊二日の旅行代金くらいに相当するかもしれません。
ただし、高級旅館に行ける程の金額にはなりません。(笑)
MRI検査も、後期高齢者の大半が負担1割で済んでいますが、他の9割の大半を働く世代が負担しています。
自身がテレビで見て気になった病気を最初の医師は否定、追加検査の必要も無いというのにも関わらず、それに納得できず自身の希望で行う場合、10割負担になりますよと言われても、容易く追加検査をオーダーするのでしょうか?
しかも、検査はオーダーするが、治療指針には従わない。
もっと患者にも、コスト意識を持って貰わないと、特に若い人の負担は増えるばかりです。
少なくとも、筋膜性疼痛症候群(MPS)と言う、ありふれた痛みが世間で認知されれば、無駄な検査や手術は減るはずです。

 

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ebara / 2019年08月01日(木) 07:52

医療従事者の多くが、筋膜性疼痛症候群(MPS)と言うありふれた痛みの存在を知りません。
当院に初診でお見えになる患者さんの多くは、既にレントゲン、MRI、血液検査などを受けておられる場合が殆どです。
除外診断が済んでる場合の多くは、筋膜性疼痛症候群(MPS)と判断し、トリガーポイント鍼施術の適応と考えます。
動作時痛がある場合は、その動きから罹患筋を想定しますが、専門的な話になるので細かく説明しない場合もあります。
エコー検査を行った場合も同様です。
また、問診時では疲労骨折などの可能性を否定できなかったが、施術を行い痛みが無くなった場合、疲労骨折の痛みではなく、筋膜性疼痛症候群(MPS)の症状と考えられます。
このようなやり方を医療の現場では、治療的診断と呼び、施術自体が検査を兼ねているとも言い換えられます。
(注:診断行為は医師のみにしか許されていません)
適応と考えられる場合でも、施術の効果やよくなり方は個人差がありますが、トリガーポイント鍼施術は自費施術の為に、経済的な負担が大きくならないように、時間内で早期に効果が出るように最大限の努力はいたします。
問診で、もう一度検査が必要と感じた場合は、施術に移らない場合もあります。

このような記事のケースが一例です⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/30457

いずれにしても、限られた時間内で、問診やエコー検査に時間をかけるほど、施術にかけられる時間を割く必要があり、また、医療は最大公約数を潰すほうが効率が良く、すべての情報を最初から求めても、一回で処理出来ないケースのほうが多い事もある為、最優先で必要な情報しか問診しない場合や、問診から導いた私の考えすべてを説明しない場合もあります。
従って、問診が今一つ丁寧では無かったと感じられてたとしても、決して手を抜いている訳ではありません。

 

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ebara / 2019年07月30日(火) 15:21

腰痛の85%は、原因不明と言われています。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などは、神経が圧迫されて起こる痛みと考えられていますが、トリガーポイント鍼でよくなる事も多々あります。
トリガーポイント鍼で良くなった場合、神経が押さえつけられた痛みでは無かったと言えます。
江原鍼灸整骨院.では、他科で、レントゲン検査で、骨折や悪性腫瘍が否定されている場合や、血液検査で炎症性疾患が否定されている場合、筋膜性疼痛症候群(MPS)由来の痛みと考え、トリガーポイント鍼施術にあたります。
現在通院の方以外、手技のみの施術は行っておりません。
問診などから、エコー検査が必要と判断した場合は、随時追加します。
また、さらに詳しい検査が必要と判断した場合は、医科を紹介します。
いずれにしても、筋膜性疼痛症候群(MPS)に由来する痛みは、複数回の施術を行い、経過を観ることになります。
良くなる過程は人それぞれで、個人差が大きいので、何回で良くなると明確にお答えできませんが、5回1クールと言う感じで、施術を受けてみるのも良いでしょう。

 

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ebara / 2019年03月02日(土) 20:41

今年も残すところ三週間余りとなりました。
今日も、三人の方が、今年一年お世話になりました。良いお年をお迎えくださいと、挨拶をして帰られました。
この三人の方は、府外から来院される、慢性疼痛の患者さんでしたが、今は、数か月に一回の頻度で鍼施術を受けに来られています。
私の行う鍼施術に、予防効果があるか否かは不明ですが、数ケ月に一回の施術で、心身ともに快調に過ごせていると言うお話ですので、手前味噌ですが、費用対効果抜群の施術ですね。
このような患者さんが、少しづつ多くなり、次回の予約をされて帰られるので、直近の予約が取りにくくなってきています。
施術希望の方は、少し早めにご予約をお願いします。

 

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ebara / 2018年12月11日(火) 20:21

初診の問診では、ケガに由来するものなのか?そうでないものかを聞きます。
前者は、保険適応できる場合があります。
後者は、自費となります。
前者・後者ともに、問診を進めながら、必要に応じ、エコー検査・徒手検査などを加え、医科を受診してもらった方が良いものか、当院の施術で改善が期待できるものかを判断します。
改善できる症状と判断したものに施術を加えてきます。
良くなり方は、個人差があり、施術による反応も人それぞれですので、初回や二回目は、状態を観察しながら、施術を進めます。
一人に使える施術時間は限られていますので、局所ではなく、一度に広範囲の症状を施術希望される方は、予約時に、長めの施術時間を予約してください。
当日は、予約状況により、施術時間の延長をお断りする事がありますので、予め、ご了承ください。

 

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ebara / 2018年11月16日(金) 12:32

先日、約10年ぶりに、ご高齢の女性の方が、受診されました。
問診と検査で、鍼施術をする前に、先に除外診断をしたほうが良いと判断し、その事を伝えようとしましたが、ご高齢で会話がなかなか噛み合わず、家人も無関心、自分で病院に行くいことはできないということでした。
もう少し、時間をかけてお話をすると、在宅の先生が、たまに往診に来てくれると言うことが分かりました。
在宅の医師の名前もわからぬまま、受診された経緯と、自分がどう判断したかを手紙に書き、患者さんに、往診に来られた時に渡してくださいと言って、帰ってもらいました。
その後、その患者さんは来られなくなりましたが、数日後、診断や治療内容等が記載された丁寧な手紙をいただきました。
医師同士の間では、このようなやり取りは普通かもしれませんが、コメディカルでない柔整師や鍼灸師が、面識のない医師に手紙を書いても、相手にしていただけないことも多いです。
今回の件は、とても有難く感じました。

 

 

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ebara / 2018年06月13日(水) 08:08

トリガーポイント鍼施術は、筋膜性疼痛症候群(MPS)などの痛みに、とても効果を発揮しますが、施術に要する時間がかかりすぎると言う問題があります。
時間がかかると言う事は、経営者目線で言えば、割に合わない事の方が多い施術方法ですが、インターネットで検索すると、患者さんに、比べる分母が少ない事を良いことに、トリガーポイント施術を謳っていても、???な治療院が多数存在するようです。
当院では、自費施術の場合、60分から設けています。
しかし、細かな事をしないと取れない痛みや、広範囲な部位の施術を希望される場合、60分では時間が足りません。
治療が進んで行く間に、施術してほしい部位が増える方もいます。
いずれにしても、施術を行う側は、同じ時間でも長く感じ、受ける側は、短く感じるものです。
施術は、マンツーマンではありませんから、60分すべてを一人の患者さんに使えるわけではありません。
相談の時間や、鍼を置いて温めたり、身体を休めてもらう時間も必要です。
なぜ、マンツーマンで無いかと言うと、急な体調の変化や交通事情により、キャンセルや急な受け入れに柔軟に対応する為です。
本来、施術を時間で考えるのもおかしいかもしれませんが、何かで線引きしないといけない以上、60分を超える場合は、課金をさせていただいております。
どうしても、マンツーマンの施術を希望の場合は、少し高くなりますが、そのような時間を設けていますので、そちらをご利用ください。

 

料金⇒http://www.ebara-acupuncture.com/hours

 

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カテゴリ:治療室こぼれ話

ebara / 2018年02月28日(水) 12:21

最近は、インターネットで検索され、来院される方が増えました。
当院のWEBサイトは、新規患者を獲得することが目的ではありません。
当院が提供する施術が、お悩みの症状に効果があるかどうか、料金、場所、時間などの情報、トリガーポイント・筋膜性疼痛症候群(MPS)と言う痛みは、ありふれているにも関わらず、医療従事者の多くも知らない痛みがあることを、一人でも多くの方に知っていただく為です。
それにより、不要な手術や、痛みの医療難民を一人でも減らすことができるのではないかと考えています。
当院では、健康保険(療養費)の取り扱いはしていますが、接骨院や整骨院で扱える保険は、医科で使えるものと制度が違い、細かな制限制約があります。
細かい事は省きますが、健康保険(療養費)が適応されるものは、骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲のおおむね二週間以外のケガのみが対象です。
骨折・脱臼は医科での同意証が必要ですから、現実的なところ応急処置のみとなります。
また、仕事上のケガ・交通事故は、原則、健康保険(療養費)の支給対象には該当しません。
ケガでもなく、鍼施術を希望されない方も来院されますが、当院の保険適応ならびに施術方法は以下の通りです。
ケガの場合=健康保険(療養費)が使えます
その場合、手技のみの施術が可能です。
鍼施術を加える場合は、自費分の負担が必要です。
初診時、問診票に記入いただき、保険適応か否かの判断をさせていただき、慢性痛や原因不明の痛みは、自費での施術となります。
おケガで無い場合=自費
自費=鍼施術(手技は加えますが、手技のみの施術はいたしません)
まとめると、問診票に、あきらかなケガでなく、鍼施術を希望されないと記載された場合、当院では、施術をお断りする事になります。
この辺りの事は、事前にWEBサイトを読むと理解できると思います。

よくある質問⇒http://www.ebara-acupuncture.com/faq

保険・料金・etc⇒http://www.ebara-acupuncture.com/hours

 

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ebara / 2018年02月27日(火) 07:29

一言で、痛いと言っても幅が広いです。
日焼けした肌も痛い。
足をぶつけても痛い。
足が攣っても痛い。
患者さんは、痛いと一括りにしますが、それぞれ、抱えている問題は違います。
本来の痛みは、警告系と言われ、ケガをして出血しているので、早く止血しないと命にかかわる事を、自分に認識させる為のものです。
しかし、ケガが治った後に続くような痛みは、痛みを伝える神経が歪んでしまった痛みで、慢性痛とよばれる痛みです。
この痛みには、脳が大きく関与した中枢性感作、抹消が過敏になった末梢性感作、本人の性格やライフスタイルなど、様々な要因が複雑に絡んでいると考えられています。
日本の痛み医療は、欧米より20年以上も遅れていると言われ、いまだに、椎間板ヘルニア、半月板損傷など、痛みの原因を構造破綻と考えているフシがあります。
長引く痛みは、安易に脳のせいにされがちでですが、活性化したトリガーポイントが関与した痛みも、多く存在しています。
しかし、この痛みは、ありふれた痛みにもかかわず、医療従事者の多くが、その存在を知りません。
長引く痛みの中には、運動をしたり、カウンセリングを受けたり、認知行動療法を取り入れた方が良い痛みもありますが、わたくし一人で、全てをまかないきれません。(アドバイスや連携はいたします)
 当院では、注射をしたり、薬を出したり、細かな運動指導や、質の高い認知行動療法の指導は出来ないけれど、活性化したトリガーポイントの処理は、誰にも負けないくらいの気持ちで取り組んでいます。
そう言う強い思いがこもった、専門院なのです。

 

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ebara / 2018年02月26日(月) 08:46