京都JR円町駅5分の江原鍼灸整骨院.は、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリース専門院。ヘルニア、坐骨神経痛、むちうち、腰痛、膝痛の治療が得意
京都市中京区 JR円町駅5分 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)  座骨神経痛 ヘルニア 脊柱管狭窄症 トリガーポイント療法専門院 江原鍼灸整骨院.
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江原鍼灸整骨院.
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ヘルスリテラシー(健康情報の真偽を見極めて活用する能力)が低いと医療の質の低下、健康状態の悪化、医療費の高騰(救急搬送率・入院率・長期入院率の上昇による)、死亡率の上昇につながることが明らかとなっています。
それだけならまだしも、ヘルスリテラシーが低い人たちは、トキシックテロリストの口車にまんまと乗せられて、「不安」「恐怖」「怒り」「悲しみ」という毒を撒き散らし、扁桃体の暴走に力を貸していることに気づいていないようです。
とりわけ、医療関係者が不安や恐怖を煽る根拠の曖昧な情報を広めるのは、罪が重いといわざるを得ません。
(TMSジャパンのMLからの情報です。)

トキシックテロリストとは下の図のようにエビデンス、つまり科学的根拠もない、根も葉もない事で人々を恐怖に陥れる人たちの事を言うようです。
例をあげれば、IH調理器を使うと癌になる。
抗がん剤はやめた方がいい。 etc この世の中は、数え上げればキリが無いほど根拠も無い情報が蔓延しています。

トリガーポイント鍼療法には、エビデンスが存在します。
トリガーポイント療法専門院 江原鍼灸整骨院.では、科学的根拠に基づいた治療を提供しております。

 

カテゴリ:医療情報

ebara / 2014年08月27日(水) 08:36

筋・筋膜性疼痛症候群(MPS),そんな病気があることを御存知ですか?
筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)は、ありふれているにもかかわらず世間で認知されていません。
そのため適切な治療を受けられず、困っている患者さんが多く存在します。
筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)について、慈恵医大の北原雅樹先生が下の記事にわかりやすく書いてくださっています
。興味がある方は、ご一読いただければ、理解が深まると思います。

http://www.from-n.jp/health/socialize/series02/293/1/

成人の15%が慢性の痛みに悩んでいる

「筋筋膜痛」と言われても、「何それ?」という人が多いだろう。実際、「筋の字が一個多いよ」と文字校正したくなるような病名だ。しかし、『病名に「痛」が付いた疾患で、受診者が最も多いのは?』(日経メディカルオンライン)という調査では、なんと「筋肉痛」よりも「神経痛」よりも上位にあたる6位に「筋筋膜性腰痛症」という病名がデンッとランクインしている。知名度は低くても、患者数は多いのだ。

では、「筋筋膜痛」とはいったいどんな病気なのか。一言でいえば「慢性のひどい筋肉のコリ」をさす。

「でも、コリなんてたいしたことないんじゃない?」と大概の人は思うだろう。確かに、ごく最近までは、「風呂にゆっくりつかって体を休め、2~3日も放っておけば治る」ぐらいに、医学界でも考えられていたらしい。
それも決して間違いではなく、普段あまり運動していない人間が、急に山登りしたり、ミニマラソン大会などに参加したとする。当然のように、翌日は足腰が痛み、足が腫れたりむくんだり、場合によっては熱を持つこともありうる。このような急性のコリなら、まさしく「風呂にゆっくりつかって体を休め、2~3日も放っておけば治る」。
しかし、「筋肉のコリにはもう一つ、別の種類があるのです」と東京慈恵会医科大学附属病院ペインクリニック科の准教授・北原雅樹医師は言う。

「もう一つのコリとは、何週間も何カ月も、ときには何年間も続く、”慢性の”筋肉のコリです。風呂やマッサージや十分な休息などによって、一時的によくなることがあっても、なかなか完全にはよくなりません。そのようなコリは、頭痛・首の痛み・肩コリ・背中のコリ・腰痛などとなって、長期間人を苦しめることがあります。
しかも困ったことに痛み止めは効きません。なぜなら、痛み止めは炎症や傷がある場合に効果があるもの。でも筋肉のコリの場合、炎症も傷もふつうはないので、効果がありません。むしろ、痛み止めを長期間服用することで、胃潰瘍や腎障害などの副作用を起こす可能性すらあります」

言われてみれば確かに、思い当たる痛みを抱えている人、少なくないのではないだろうか?
湿布薬を貼っても、痛み止めを飲んでも一向に改善しない「あの痛み」。

昨今、耳にすることが増えてきた病名に「慢性疼痛」というのがある。
ひどい肩コリ腰痛などで病院に行っても炎症や骨の異常は見つからず、画像診断(CTやMRI)、血液検査でも特徴的な結果はみつからない、数カ月以上も続く原因不明の痛み。厚生労働省は今年、成人の15%が、筋肉や骨の分野で慢性疼痛と思われる症状を訴えている現状を発表した。
北原医師によると、この慢性疼痛患者のうちかなりの人が「筋筋膜痛」である可能性が大きいらしい。

「ただし、長引いていて、痛み止めが効かないからといって即、筋筋膜痛と思い込むのはいけません。痛みというのは”複雑系” で、実にさまざまな要因が絡み合って生じるものですから。まずは専門のペインクリニックで診断してもらうことが大切です」

と北原医師は、慎重にくぎを刺す。

 

 

カテゴリ:医療情報

ebara / 2013年11月14日(木) 08:18

不定愁訴と言われてもピンと来ない方もおられるかもしれません。
大分市の山下クリニックのサイトに不定愁訴と関係がある症状が詳しく書かれていますので、許可を得て一部引用させていただきます。
山下クリニックの山下徳次郎先生は、MPS研究会の会員で、麻酔科の医師でありながら、麻酔は限定的にしか使用せず、トリガーポイント鍼で大半の治療を行われています。トリガーポイント鍼を治療に取り入れられている医師としては、草分け的な存在です。

http://www.yamashita-painclinic.com/#futeishuso

これらの症状は、自律神経の異常、特に慢性的な交感神経の緊張が関与していると考えられており、星状神経節ブロックを行うことにより改善する可能性がありますが、星状神経節ブロックを行っても改善しないものや、星状神経節ブロックを中止するとまた再発するものも多くあります。それらは、体温の低下・身体の冷えや筋組織に生じたトリガーポイントが関与していると考えられ、それぞれ漢方薬の温裏剤の投与やトリガーポイント治療を行うことにより改善する可能性は十分あります。

(若杉文吉氏著「星状神経節ブロック療法」より引用)

 

からだがだるい 疲れやすい からだがフラフラする 寝汗をかく
風邪をひきやすい 風邪が治りづらい 乗り物に酔いやすい 冷え性
汗かき(全身・手) 汗がでない イライラする 怒りやすい
ゆううつである 寝つきが悪い 眠りが浅い 朝の寝起きが悪い
頭痛 頭重感 のぼせる 考えがまとまらない
顔が痛い めまいがする 立ちくらみがする 目がぼやける
目が疲れる 視力低下 目がかゆい 目がかわく
耳鳴りがする 耳が聞こえづらい 喉が痛い 喉がいがらっぽい
喉が乾く 口内炎がよくできる 扁桃炎を繰り返す 舌が痛い
味がわからない くしゃみ 鼻水 鼻づまり
においがない いびきをかく 歯ぎしり 首. 肩がこる
背中がこる わきが 手がしびれる 手が震える
血圧が高い 血圧が低い 胸が苦しい 動悸がする
息切れ 食欲がない 胃腸が弱い 胃部不快感
胸やけ 吐き気 ゲップがよく出る おなかが張る
ガスが多く出る 腰痛 足が冷える 足がほてる
膝が痛い 脚がつる 脚がしびれる 脚がむくむ
あかぎれができる しもやけができる 魚の目がある 皮膚がかゆい
脱毛が多い 蕁麻疹がよくできる 湿疹ができやすい 爪が割れる・はがれる
水虫ができる 慢性便秘 下痢をよくする 下痢便秘交互
頻尿 尿失禁がときにある 夜間尿が多い 残尿感がある
性欲減退 インポテンツ 生理不順 生理痛がつらい
不妊症で悩む 痔で困っている    

 

 

カテゴリ:医療情報

ebara / 2013年08月05日(月) 07:26

認知行動療法について質問をいただきました。

ウィキペディアで認知行動療法を調べると⇒http://p.tl/qj9k

誤った認識・陥りがちな思考パターンの癖を、客観的でよりよい方向へと修正する、避けたがっている問題とあえて向き合うことで徐々にトラウマに慣れさせる、悲しみを外に出し心を癒すことで気持ちの安定を得る、などの方法を組みあわせることで、精神的な苦痛と、それに伴う身体的な症状を改善していく治療法。

これまた、難しい言葉が含まれます。
私は、認知行動療法に注意する点はあっても、決まったやり方は存在しないと思います。
例を挙げるとパニック発作で電車が乗れない人がいるとします。
いきなり電車に乗れなくても、まずは駅まで行ってみる。
それが出来た。
ホームまで行ってみる。
ゆくゆくは、電車に一駅だけ乗ってみる。
このような繰り返しで波はあっても、出来なかった事が出来ている自分に気づき、少しづつ自信の回復や不安を解消していく方法とイメージすれば良いと思います。

しかし、物事をわかりやすく伝えるのは難しいですね。
腰痛で悩んでいる人の多くが、トリガーポイント筋・筋膜性疼痛症候群という言葉を知らないでしょうから、情報を発信する方も伝える工夫が必要ですね。気をつけます。(汗)

とにかく、認知の歪み10パターンに気がつくことが重要です。

 

カテゴリ:医療情報

ebara / 2013年06月28日(金) 07:50

下の図の左に書いてある物は、要痛原因因子とされる構造の異常の事です。

これらは、画像診断で診断が可能です。

しかし、腰痛患者よりも、腰痛患者で無い方が、構造異常が多いと言うことは、腰痛の原因と言うには無理があると言う理論が成り立ちます。

画像診断は、悪性腫瘍や骨折、上記のような構造破綻は診る事ができても、痛みの原因事態を特定できるものは、極稀なのです。

レントゲン検査には、被爆と言うリスクも付きまといますから、最小限度にとどめたいものですね。

カテゴリ:医療情報

ebara / 2012年01月17日(火) 12:54

http://junk2004.exblog.jp/13998646/

慢性痛=神経因性疼痛

長く続く痛みが、筋肉の治療に反応しにくいのは、加茂先生のブログ記事にある通り、中枢性過敏症候群と言えると思います。(ソフトの問題)

神経因性疼痛は、このブログでも何度も取り上げていますが、治療方法が確立していませんから、早期に除痛するのが今のところ最善の方法なのでしょうが、多くの患者さんはそのうち治ると思って放置していたり、それ以上に診る側にMPS、慢性痛(症)と言う概念が無い。

これが、一番困った事なのだと思います。

http://www.kobegakuin.ac.jp/gakuho-net/frontline_200901/message_souriha.html

引用始まり。

中枢性疼痛である慢性疼痛は全人的ケアが必要な領域で、利用者・患者とその家族を中心に、保健・医療・福祉連携というチームワークが大切です。すなわち、それぞれのプロの領域が勝手気ままに仕事をしているだけでは、利用者・患者に余計にストレスがかかります。有難迷惑でこそあれ、寛解・治癒は遠のき、かえって悪化しかねません。医療法上は医師が中心ですが、多忙で他に多くの関心ごとを持つ医師は適切でないようです。活躍するのは、今までは“白衣の天使”的存在の看護師と身体的心地よさをもたらせてくれる理学療法士でした。これからは、コーディネートのプロである社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、そして日常生活動作能力アップを通じてQOL(Quality of Life 生活の質)を高めるアシスト役の作業療法士でしょう。

コーディネートだけではもちろん不十分です。慢性疼痛や中枢性過敏症候群に共通して効果的な治療法が分かっています。全人的にアプローチすることと、疾病の説明と予後の良好なことを伝えることはことさらに重要です。これは、利用者・患者の訴えを共感的態度で傾聴し、リスクファクターを正確に抽出するところから始まります。実際に行う治療で、適切な薬物治療以外に効果ありとされるものはエクササイズ、物理療法、そして、認知行動療法なのです。そうです、総合リハビリテーションの得意分野ばかりです。しかしこれらは、今までの型にはまった福祉やリハビリテーションを漫然と提供しているだけでは不十分であることをも示しています。

 

引用終わり。

ネットで簡単に情報が入るようになったのは良い事ですが、どんどん情報を見分ける力が必要になってきます。

痛みの治療は、痛みを知ることから始まる。です。

線維筋痛症の専門医も、痛みの初期治療の重要性を記事にされています。

http://homepage3.nifty.com/fmsjoho/page010.html

中枢性過敏症候群には、痛み以外にも多くの疾患があります。

参考になる記事を貼っておきますので、気になる方は御自身でコピーして御覧下さい。

カテゴリ:医療情報

ebara / 2010年09月14日(火) 12:25

忍者アクセス解析で見ていると、グーグルで ロキソニン 膝 効かない と言う検索で来ていただいてくださっている方が、ちらほらおられます。

ロキソニンが効かない膝の痛み

以前書いた記事ですので、補足をしたいと思います。

そもそも、膝の軟骨がすり減って痛みが起こるのでしょうか?

長谷川淳史先生のブログ、腰痛治療最前線―アスクレピオスとカデューセウス

http://tms-japan.seesaa.net/article/161765825.html

ホメオパシー騒動に想う

の記事の中に、英文ですが、変形性膝関節症に対する関節鏡手術が、プラシーボであると言う論文が掲載されています。

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa013259

変形性膝関節症に対する関節鏡手術がプラシーボ

軟骨と半月板、変形性関節症では、微妙に対象部位が異なりますが、痛みの原因を構造破綻モデルに求めていると言う点では、大きな差はないと思います。

爪を切って痛い人は、まずおられないでしょう。

単純な話、痛みを伝える受容器や知覚神経が爪に存在しない訳ですから、痛くはない訳です。

心臓カテーテルも鼠径部の局所麻酔だけで行えるのは、血管内壁や心臓の内膜に痛みを感じる受容器がないからと聞きます。

内痔核の硬化療法も同じですね。

直腸の内膜(そう呼ぶのかな?)には、痛みを感じる受容器がないから、痔核に直接注射をしても痛みを感じる事は無いそうです。

では、膝の軟骨に知覚神経や痛みを伝える受容器はあるのでしょうか?

私の記憶が正しければ無いはずです。

言いかえれば、痛みの震源地には成り得ないはずです。

もうひとつ重要なのは、軟骨には血管もないはずですから、痛み止めを飲んでも、薬の成分は軟骨には運ばれないはずです。

軟骨のすり減りが、膝の滑膜の炎症を起こし、痛みの原因になるのか?

また、滑膜の炎症が起こると、必ず膝に水が溜まるのか?

この辺りのメカニズムはわかりませんが、あるとすれば滑膜には、痛みを感じる受容器や血管が存在するはずですから、痛み止めが効いても不思議ではありません。

痛み止めが効かない場合、膝に炎症がない。薬が合わない。脳の過敏化。

などが単純に考えられそうですが、一番シンプルに考えれば、膝の周りの筋肉が攣りやすい、凝りやすいと思えます。

こむら返りのような筋肉の強烈なスパズムには、オピオイドと呼ばれる麻薬のような鎮痛剤も効果が期待できないと、何かで読んだ記憶があります。

軟骨がすり減る=痛み=痛み止めの処方。

このような図式は、難しい論文を読まなくても、こうして考えただけでも矛盾が一杯ありそうです。

(私も痛みの勉強中ですので、曖昧な記憶で書き綴っている部分もありますから、文中に誤った解釈があれば、御容赦下さると同時に、御指摘いただければ幸いです。)

カテゴリ:医療情報

ebara / 2010年09月13日(月) 12:08

最近、ちらほら線維筋痛症についての記事を見る機会が増えてきました。

記事は、今日の京都新聞の朝刊に掲載されていた記事です。

線維筋痛症は重症化すると大変ですが、全国に推定250万人の患者さんがいるのではないかとも耳にします。

図にもあるように全人口の2%と言う事ですから、ざっと50人に1人の計算ですから、ありふれた病気とも言えます。

もちろん、その2%の中にも症状が重いものや、軽いものもあります。

そのありふれた病気が、保険も効かない、認知もされていないでは、患者さんも治療をする側も困ったものです。

いずれにしても、痛みは我慢せず速やかに除痛するのが、いまのところ一番の良策のようです。

カテゴリ:医療情報

ebara / 2010年07月20日(火) 08:14