京都JR円町駅5分の江原鍼灸整骨院.は、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリース専門院。ヘルニア、坐骨神経痛、むちうち、腰痛、膝痛の治療が得意
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江原鍼灸整骨院.
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腰痛のナゼとナゾを取り寄せました。

菊池臣一学長が書かれた本にしては安価です。

表紙を見てもも素人向けの本のようです。

読み終わり次第、院の貸出本に追加します。

カテゴリ:読書

ebara / 2011年09月07日(水) 08:20

腰痛の原因は85%は原因不明と言われています。

MPSと言う病態が理解されれば、85%の多くは解決できるかもしれません。

かと言って、トリガーポイントだけでも説明できませんが、何か参考になればと買ってみました。

カテゴリ:読書

ebara / 2011年08月18日(木) 07:56

以前にも、正坐の時の痺れについて下の記事の中に記載しています。

http://www.ebara-acupuncture.com/archives/1415

神経障害における抹消性の過敏化

昨日、紹介した伊藤和憲先生が書かれた、痛み・鎮痛の基本としくみの中に、わかりやすく書かれています。

http://www.ebara-acupuncture.com/archives/1921

痛み・鎮痛の基本としくみ

P44引用開始

しびれを感じているとき、同時に痛みを感じることが多いことに気がつきます。

それは、なぜでしょう?

正座のあとのしびれを例に考えてみましょう。

神経はもともと神経細胞の細胞膜にあるポンプを使い、細胞内と細胞外の物質濃度を変化させることで電気を発生させています。

正座で神経線維が圧迫を受けると、神経に栄養を送っている血管も同時に圧迫されるため、一時的に神経細胞に栄養が送れなくなります。

すると。

神経細胞のエネルギー源であるATPの合成が妨げられて細胞内外の物質濃度を調整することができなくなり、電流の発生が抑制され、感覚が消失します。

一方、正座から立ち上がると、今まで圧迫されていた血管に再び血液が送られ、神経がATPを合成できるようになります。

その結果、神経細胞が正常化し、細胞内と細胞外の濃度を元に戻そうとしますが、濃度の差が著しいため、それを正常化しようとポンプが頻回に作動して濃度を調整します。

しかし、濃度が調整されるたびに電気が発生されるため、神経はかなりの頻度で異常興奮をおこし、しびれや痛みが起こるのです。

P44 引用終わり

小山なつ先生も、伊藤和憲先生も著書の中で書かれていると言う事は、生理学的な事実として、このような現象は起こるのでしょう。

では、この現象を椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症に当てはめる事が出来るのでしょうか?

ヘルニアの場合は、圧迫だけで起こるのではなく、神経根の炎症と考えられるようですから、上記のようなメカニズムとは違うように思えます。

脊柱管狭窄症は、骨性の神経圧迫、神経を栄養する血管の圧迫と考えられますが、何故か歩いていて痛みが出ても前屈すると瞬時に痛みは楽になる。

自転車ならどこまででも行ける。

にも関わらず、神経の圧迫を取り除く手術をしても、成績は芳しくない。

これまた、まったく違うように感じます。

文中にあるような圧迫が永続的に起これば、神経にダメージは起こるでしょう。

電流の発生が抑制され、感覚が消失します。

 

つまり、麻痺の事ですね。

様子を見ましょう。

とか悠長なことを言っている場合ではありません。

このような場合は、早く圧迫を取り除かないといけません。

もちろん、痛みはまだまだ分からない事だらけです。

しかし、ありふれた筋痛と言う病態が、痛みを診る者の多くの頭の中から欠落しているのは、事実ですね。

 

カテゴリ:痛み痺れ

ebara / 2011年07月05日(火) 15:10

明治国際医療大学の伊藤和憲先生が、痛み・鎮痛の基本としくみ。と言う本を書かれましたので、購入しました。

まだ読んでいませんが、伊藤先生は、トリガーポイントの研究者で、トリガーポイント関連の本も出されています。

この本は、大きな図が多くて読みやすいと思います。

まだまだ、痛みの事はわからない事だらけですが、筋痛と言うありふれた概念が欠落しているのは事実です。

私も、患者さんに痛みについて興味を持ってもらえるように、少しでも、分かりやすく説明できるように心がけたいものです。

カテゴリ:読書

ebara / 2011年07月04日(月) 13:06

トリガーポイント鍼とトリガーポイント注射は同じようなものですか?と言う質問を患者さんから聞かれる事がありますので、私なりに書いてみたいと思います。
トリガーポイントの考え方も研究者によって微妙に違いますので、あくまで私見として捉えて下さい。
トリガーポイント鍼は、簡単に言えば活性化したトリガーポイントを見つけ出し、鍼をして不活性化させます。
あくまでターゲットは、活性化したトリガーポイントです。

 

trigger

 

注射の場合、圧痛点に行う局所麻酔の注射をトリガーポイント注射と呼ぶようですから、特にトリガーポイントをターゲットにしなくても良い訳です。
言いかえれば、トリガーポイント注射をする医師にトリガーポイントやMPSの概念がなく、全く関係の無い場所に注射をしても、その注射自体がトリガーポイント注射と言う事になります。
痛みは、もちろんトリガーポイントだけで語れませんが、トリガーポイント療法の延長線上にトリガーポイント注射を選択される場合は、医師にトリガーポイントやMPSの概念があるか?無いか?
ここが、重要なポイントになりそうです。
トリガーポイント鍼、トリガーポイント注射、双方に長所があります。
医師や施術者と相談しながら、うまく組み合わせればよいと思います。

私が考える、トリガーポイント鍼の長所

薬を使わないので、薬の副作用の心配がない。(授乳中の腱鞘炎など)
鍼が注射針よりも細い、また長い鍼があるので、殿部、腰部の深い筋肉の治療が可能。
薬液を入れ麻痺させないので、トリガーポイントに当たったかどうかが分かる。
筋骨接合部のトリガーポイントができやすいところを治療することができる。
(鍼先が傷みにくい、注射鍼はすぐに傷む)

私が考える、トリガーポイント注射の長所

健康保険が効くので、経済的な負担が少ない。
鍼に比べて、一回の治療時間が短く済む。

 

・江原鍼灸整骨院.  電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2011年05月21日(土) 07:49

鍼の長さは、通常一寸、一寸五分、二寸 などと表記されます。

ディスポ鍼は、通常二寸までが流通しています。

三寸などもあるのですが、使い捨てにするには高すぎるのがネックになります。

そんな時は、使い捨ての中国鍼の二寸五分を利用します。

殿部の筋の筋骨接合部や大腰筋を狙う場合、二寸の鍼では長さが足りない場合があります。

私は、身長174センチ、体重が70キロですが、殿部の最深部には二寸では届かないところがあります。

長い鍼の扱いは、短い鍼以上に技術が必要になりますから、自分の腰や殿部に打って普段から慣れておきます。

首のリスクがある部分でも、(リスクがあっても気を付ければ出来る場所)鍼をせざる負えない場合があります

そう言うポイントもまずは自分の首で試してみて安全性を確認しておきます。

昨日も、自分の殿部に中国鍼、鼠径部には普段使う鍼で自己メンテナンスをしました。

鍼の部分は、7.5センチ。

太さは5番、0.24ミリ。

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2011年05月12日(木) 12:01

守屋徹先生が、ご自身のブログ「脳‐身体‐心」の治療室の記事、「膜系の治療」と腰が折れ曲がった急性腰痛患者の中で、エンドレスウェブとともに紹介してくださっている皮膚運動学。

読んでみたいと思います。

カテゴリ:読書

ebara / 2011年04月03日(日) 00:04

トリガーポイント・エクササイズに新しいメニューを加えるために、ゆるめてリセット ロルフィング教室をアマゾンで購入しました。

エンドレス・ウェブの中にもロルフィングの考え方は出てきます。

読み終わり次第、院の貸出本に追加します。

身体はユニット、テンセグリティと言うような考え方を抜きにしては語れませんね。

ブログ「脳‐身体‐心」の治療室の記事より。

http://mchiro.exblog.jp/8045355

歪みのニューモデル

http://mchiro.exblog.jp/10676644

B.フラーとT.ヤンセンに膜系連鎖を学ぶ

カテゴリ:読書

ebara / 2011年03月23日(水) 09:13

加茂先生のブログ記事に、中枢性感作、末梢性感作の事が図入りでUPされていましたので、私も備忘録としてUPしておきたいと思います。

http://junk2004.exblog.jp/15061959/

慢性痛という病的な痛み

難しい用語が並んでいますが、要は痛みは放置する間に、痛みを伝える神経が歪んで通常起こり得ないような刺激にでも反応して、新たな痛みを引き起こしてしまう。

そして、脊髄や脳の中枢で痛みが起こりやすいソフトが出来あがってしまう。

また、抹消が過敏になり痛みの悪循環が出来上がる。

こんなところでしょうか?

ですから、慢性化させないためには、痛みの初期消火が重要になる訳です。

ただ、痛みを診るものが、旧態以前の考え方で痛みを訴える方に接している訳ですから、痛みを抱える人がどんどん増え続けている訳です。

また、診てもらう方も画像診断してもらわないと納得しないetc

上記の事柄が複雑に絡み、日本の痛み医療は欧米から20年以上遅れていると言う状態を作り出しているようにも思えます。

カテゴリ:痛み痺れ

ebara / 2011年03月19日(土) 08:29