京都JR円町駅5分の江原鍼灸整骨院.は、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリース専門院。ヘルニア、坐骨神経痛、むちうち、腰痛、膝痛の治療が得意
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江原鍼灸整骨院.
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ヤンイー貿易のカーボDXが本日届きました。カーボDXは、以前も使用していたのですが、欠品が続いたので院の在庫がなくなっていました。

昔、ルアーフィッシングをやっていた時に、ある雑誌でバスプロが、高価な釣竿は、ワームで底を曳くときに、底の様子が糸を伝わり手に取るようにわかると書いておられた記憶があります。

使い捨ての鍼もそれぞれ個性がありますがカーボDXは、名刀と言う感じです。
刺す時もそうなのですが、鍼を抜くときに不要な引っかかりがないのがお気に入りです。
当院では、色々なメーカーの鍼や長さを使い分けて、筋筋膜性疼痛症候群やトリガーポイントの治療をしています。

 

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2013年01月12日(土) 14:39

ネットを見て来院される方に、トリガーポイント注射(TPB)を受けたが、思う様な効果が無かったと言う方がおられます。

筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の治療は、トリガーポイント療法だけがすべてではありません。が、トリガーポイント注射(TPB)とトリガーポイント鍼療法(TP鍼)は、名前は似ていますが、非なる部分もたくさんあります。他の治療を批判したり、排除しようと言うものでもないですが、下記ブログを参考にしてください。

トリガーポイント鍼≠トリガーポイント注射

2012年11月に大阪で行われた、MPS研究会に参加させていただいた時に、麻酔科でありながら、今はトリガーポイント鍼療法で、痛みの患者さんと向き合う医師と意見交換ができました。

治療しなければいけないトリガーポイントは、筋と骨の接合部など構造がかわるところに多く存在しますが、注射針では骨に当たるとすぐに針先が傷むので、連続してそこを治療するのは困難。臀部の奥の方の筋肉は、かなり深いので、そこに注射針でアプローチするのは困難になってくる。局所麻酔が効いてしまうと、感作された筋肉がわからなくなる。そう仰っていました。

言いかえれば、TP鍼でよく効く部分に、取残しがある可能性があります。

これは、技術と言うよりも、針の構造の問題が大きく関わって来ます。何より、医師は一人で多くの患者さんを診る必要があるのですから、物理的な問題も絡んできます。
TP鍼でも、やり方は全ての鍼灸師で違うはずですし、TPBにはよいところもたくさんあります。例えば、短時間で治療が済むのは、痛みを抱える患者さんにとっては、大きなメリットになりますから、うまくコラボレーションすることです。

 

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2013年01月04日(金) 20:46

今日は、私が所属するトリガーポイント研究会のスタッフの先生方による、下半身の触察セミナーへ行ってきました。

教授が参加されずに行われるセミナーですと、一気に参加人数が減ります.

しかし、その分、アットホームな雰囲気でスケジュールが進みます。

普段は、教授のデモを見て、それを復習する形式ですので、臨床での疑問をなかなかぶつける事ができませんが、今日のセミナーでは、臨床で感じる質問をたくさんぶつけることができ、消化不良が一気に解消された気分です。

ツールは、鍼が苦手、鍼が打ちにくい場所に効率よく施術することができるように、臨床を重ねる中で進化し続けています。

嬉しいことに、スタッフのH先生が作成されたツールを、分けていただくことができました。

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2012年10月21日(日) 19:48

今日のテーマは、膝関節後面の治療です。

大腿二頭筋へのアプローチ

腓腹筋へのアプローチ

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2012年09月02日(日) 18:52

昨日は、トリガーポイント研究会でした。

今期に入ってから、テーマは膝です。

毎回、ペアが変わり、その都度テーマに沿って、互いに鍼や触察、手技を繰り返します。

画像は、教授の内側広筋への刺鍼です。

浅いところでは、数ミリです。

ズ~ンという感覚はありますが、痛くはありません。

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2012年07月09日(月) 08:40

今までは、自分で制作したツールを使って、鍼が苦手な人や、鍼ではリスクのある部分のトリガーポイントを治療していました。

木製のタイ式のマッサージツールは、侵害痛のほうが多く使い物になりませんでした。

今回、新たなツールが加わりました。

今までは、牛の角が使われていましたが、先の形が取り寄せるまでわからず、せっかく手元に届いても使い物にならないケースもあったそうです。

画像の物は、牛の角に変わるものを、TP研究会のスタッフの先生が作られたものです。

ありがたい事に、それを分けていただく事ができました。

このツールの利点は、全体が樹脂でできており、自分で先が削れ自分好みに仕上げられます。

体表に近い骨に付着する腱などに使用します。

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2012年05月18日(金) 15:48

教科書で解剖学を学ぶことはできますが、実際の臨床では筋肉の大きさ、張り、骨の大きさ、性差、etc

条件が違いますから、補正が必要です。

何より、実際の体は立体的だと言うことです。

補正して貰わないと、本を読むだけの独学だけでは厳しいものがあります。

上達への近道は、基礎を積み重ねていくことしかありません。

立体の骨を皮膚にマーキングするのは、案外難しいです。

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2012年04月23日(月) 12:22

トリガーポイント研究会 HPより抜粋

http://k-tp.jp/professional/reference

Myofascial Pain and Dysfunction: The Trigger Point Manual

TPについての記念すべき金字塔であり、全ての骨格筋について、トリガーポイントの診断、治療が述べられた本です。

然し黒岩が、鍼灸技術に含まれる暗黙知と鍼灸治療の経験知を用いてトリガーポイント検索法を確立し、「責任トリガーポイント=発痛部」仮説を誕生させた(2000年頃)今となっては、読む意義は殆ど失われたと言えます。

下の画像は、僧帽筋の上部が頭痛のように感じてしまう、TPの関連痛パターンを示したものです。

私は、患者さんに自分が感じている痛みが、実は遠く離れたところに原因があると分かって貰うために使用するくらいで、関連痛パターンだけで筋を同定していくことはありません。

トリガーポイントの概念も、約30年前にTravell & Simons博士の本が出てから、研究が積み重なり大きく中身が変わったようです。

臨床の現場では、関連痛パターンから逆算して、罹患筋を細かく同定していくのは、とても難しいように思います。

それに、痛みを抱えている時間が長い場合、ひとつの筋肉だけが悪いと言う事は稀ですから、罹患筋の特定を関連痛パターンのみから検出するのは、取りこぼしが多くなる危険性を含んでしまいます。

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2012年04月10日(火) 08:46

左が普段使っている、ローラー治療器

右が、今回作成したツールです。

復習セミナーに参加して、ヒントを得たので作ってみました。

上のとんがりがポイントです。

指ではアプローチしにくい、大転子周りのトリガーポイントに効果を発揮します。

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2011年11月28日(月) 08:12

脊柱管狭窄症と言う診断を、複数の病院で受けておられる高齢の患者さんが、隣県から通院してくださっています。

6年ほど前から、100メートルも歩くと脚が痺れて休まなければいけない。

間欠性跛行と呼ばれる病態です。

脊柱管狭窄症と診断されてからも、何度もギックリ腰になり、病院に行くたびに手術を勧められるそうです。

最近では、体位を変えようとすると、脚が攣り激痛が走るそうです。

治療中に、触察しようと他動的に脚を動かす時にも、何度も攣るのでなかなか治療が進みませんでした。

あれだけ激痛で攣った脚が嘘のように攣らなくなった。

恐くてまだ長い距離は歩いていないが、週末は立ち仕事も楽にこなせて、自分の脚ではないように軽い。

長時間の座位などでも脚が痺れたが痺れ無くなった。

二回施術が終わった時点での感想をいただきました。

この方の症例を通して感じる事は、改めて、腰下肢痛の原因が脊柱管狭窄症で起こると言う説への大いなる疑問。

腰痛の85%が原因不明で、心理社会的要因と言う事で処理してよいのかと言う疑問です。

先日のブログ記事、腰痛の大半が心理社会的要因によるもの?にも書いていますが、こんな単純な治療をたった二回

行っただけで、長年の痛みがこれだけ良くなるのなら、構造破綻モデル、心理社会的要因、両極端と

も言える考え以外に、もっと他に何かあると気付かなければいけないのではないでしょうか?

救済される患者さんは一向に減らないどころか、逆に増えてしまうのではないかと危惧してしまいます。

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2011年11月24日(木) 08:51