過去に治療を行った症例報告です。治療部位毎に経緯などをまとめています。左側のカテゴリ選択から治療部位を選択できます。
普段何もしないのに、身体を鍛えようと腕立て伏せをしてから、徐々に左の肩が痛み出し、夜間痛で何度も目が覚めるようになったと50歳代の男性の患者さんが、ご家族の紹介で来院されました。
整形外科では、レントゲンに異常はなく、肩の炎症による痛みであろうと言う診断で、痛み止めのロキソニンと湿布が処方されたようですが、効果が全く無かったそうです。
私は、消炎鎮痛剤に効果が無かったこと、問診、触診、動作確認などから、筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)による痛み、詳しく言うと大胸筋の上腕骨付着部の問題と判断しました。
鍼治療は、恐いと言う事でしたので、赤い部分は、トリガーポイント治療の専用ツール。それ以外は、ミオラボを使って治療をしました。二回目の治療に来られた際は、痛みは80%以上取れて楽になり、久しぶりに熟睡できたと言うお話でした。二回目の治療後、痛みがほぼ無くなったことを確認して、略治とした症例です。
右がトリガーポイント治療専用ツール、左がミオラボ。
カテゴリ:肩の痛み
ebara / 2014年12月17日(水) 07:24
70歳代男性の患者さんの症例です。
半年くらい前から、右の腰が痛み出し、痛みが臀部から右下肢まで広がり、立っていられなくなり、病院を受診されたそうです。
MRI検査の結果、脊柱管狭窄症と診断され、湿布と痛み止めが処方され、暫く様子を見ましょうと経過観察になったそうです。
痛み止めも湿布も効果なく、我慢も限界に近づいた頃、以前、同じような痛みを患っていた知人を思い出し、相談したところ、当院を紹介されたそうです。
小殿筋、梨状筋、腰方形筋 etc 赤いマークにあるような筋肉を、約1ケ月の間に6回、トリガーポイント鍼治療しました。その時点で、ほぼ痛みがなくなり、日常の生活で困ることは無いくらい良化したと言うお話でしたので、略治とした症例です。
カテゴリ:坐骨神経痛 脊柱管狭窄症
ebara / 2014年12月09日(火) 15:47
70歳代の女性の患者さんの症例です。
半年ほど前から、右の親指の付け根が痛み出し、最近になり、夜にズキズキうずくようになって、痛みで目が覚めるようになったそうです。
かかりつけ医に相談したところ、血液検査では異常がないが、リウマチの可能性も否定できないので、暫く様子を見ましょうと言われてから、痛みに不安が加わり、寝ても覚めても痛みが気になって仕方がないようになり、知人の紹介で、来院されました。
不安は、痛みを増強させる恐れがあります。
訴えられる痛みの箇所は、長拇指外転筋腱の付着部で、著明なジャンプサインがありました。
長拇指外筋や付着部を中心とした部位に、約10日の間にトリガーポイント鍼を三回したところ、痛みが嘘のように良くなったと言うお話でしたので、略治とした症例です。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:手・腕の痛み
ebara / 2014年12月05日(金) 07:49