痛みに関する話題を綴った日記です。
トリガーポイント研究会スタッフによる、サテライトセミナーに参加してきました。
今回の場所は、堺市駅のすぐ側にある、サンスクエア堺でした。
京都と大阪は隣同士ですが、大阪南部にある堺に行くのは、人生で二回目です。(笑)
いきなり、JRが15分遅れたりと出鼻をくじかれましたが、会場に無事到着することができました。
今回は、普段セミナーでは習わない、腰臀部の側臥位での描画とツール、鍼での治療でした。私も臨床の現場で、坐骨神経痛と呼ばれる痛みやシビレに、この体位をよく使いますが、体位を少し変えるだけで、骨指標や筋の形、ボリュームが変わります。それを再認識することができ、とても参考になりました。
右の骨盤を横から見るとこんな感じです。(右が頭側)
カテゴリ:セミナー・勉強会
ebara / 2014年12月09日(火) 08:24
先日のブログにも書きましたが、MPS研究会 第14回学術集会での発表が、MPS研究会のWEBサイトに、MPS研究会 第14回学術集会 報告として、当院が紹介されました。
痛みは、まだまだ分からないことだらけですが、筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)、トリガーポイントと言う病態があることが世間で認知されれば、少なからず、痛みで苦しむ方のお役に立てるはずです。
残念なことに、医師や医療従事者の多くがその存在すら知りません。
ありふれた病気が世間で少しでも認知されるように、微力ですが情報発信を続けていきたいと思います。
カテゴリ:お知らせ
ebara / 2014年12月08日(月) 08:12
尊敬するS先生から、教えていただいた、あるがままに ラマナ・マハルシの教え!と言う本を購入しました。
目標を持つことや、夢を持つことはとても大切なことだと思います。
その反対とも言えるかもしれませんが、あるがままと言う姿勢も大切です。
私流に、あるがままを言い換えると、物事に執着せず、受け流すでもなく、受け止めるでもなく、単に受け取る。
なかなか出来ることではないでしょうが、そんな生き方もありですね。
カテゴリ:読書
ebara / 2014年11月20日(木) 13:07
前回のブログにも書きましたが、第14回 筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)研究会 学術集会にて発表をしてまいりました。
筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)研究会は、医師を中心とした、理学療法士、鍼灸師、etc 他業種が400人以上集まる、自由に発言できる会です。
テーマは、筋力低下を伴った腰下肢痛1症例について考える!
筋力低下は、MPSでも起こる症状ですが、麻痺のような神経障害でも起こりうる症状です。
診断権は医師にしかありませんが、目の前の患者さんが訴える症状が、自分の治療の適応かどうかを判断する必要があります。
頭から、MPSと結論付けるといけません。その為には、禁忌症を明確にしておく必要があると思い、上記のようなテーマで発表をさせていただきました。
ただ、医療従事者の多くがMPSと言う病態を知りませんから、本来は、MPSで起こっている症状を神経障害や脳、心の問題と片付けられている可能性があります。
一人でも多くの方に、ありふれた、筋・筋膜性疼痛症候群、トリガーポイント、筋痛と言う病態を知っていただけるように、情報発信を続けて行きたいと思います。
筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)研究会
http://www.jmps.jp/
筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)研究会FBページ
https://www.facebook.com/jmps.japan
カテゴリ:セミナー・勉強会
ebara / 2014年11月12日(水) 07:46
土曜、日曜日と二日間に渡って、第14回 筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)研究会学術集会に参加してきました。
エコーで可視化しながら、筋や筋膜を狙うやり方など、年々、レベルがあがっています。
私も、初日に拙いテーマではありますが、発表をさせていただきました。
そして、一年ぶりに再会できた先生方や、新たな先生方との出会いがあり、たくさんの刺激をいただくことができました。
数少ない、医師や他業種が自由に意見を言いあえる研究会ですから、興味がある方は、入会されてみてはいかがですか?
筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)研究会
http://www.jmps.jp/
筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)研究会FBページ
https://www.facebook.com/jmps.japan
※ 画像は、筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)研究会FBページより転載
カテゴリ:セミナー・勉強会
ebara / 2014年11月10日(月) 08:06
笑うと、免疫力が上がることを知っている方もおられるかもしれません。
笑うだけでなく、泣いたり、怒ったり、感情を解放させることも重要です。
リウマチ患者に、単に、その日あった出来事を日記を書かせるグループと、腹立たしかった出来事を書かせる(感情を解放)グループに分けた場合、明らかに感情を解放させたグループのほうが、リウマチの発作が起こる回数や、痛みの軽減効果が認められたという実験結果もあるそうです。
感情の解放は、痛みにも効果があるかもしれません。
とは言え、感情を第三者にぶつけてばかりいられませんから、たまには、思いっきり一人で泣いてみるのも良いかもしれませんよ。頑張りすぎずに、肩の力を抜いてみましょうね。
カテゴリ:医療情報
ebara / 2014年10月24日(金) 08:42
最近、男性の更年期と言う言葉をよく耳にするようになりました。
症状は、自律神経失調症、不定愁訴と似ています。
どうやら、体を動かすことで、体の回復に必要なホルモンが分泌されるようです。
長引く痛みや、なんとなく身体がダルイ、そんな時こそ適度に体を動かしてみてはいかがですか?
もちろん、トリガーポイント鍼も、自律神経失調症、不定愁訴の症状の改善に効果が期待できます。
男性更年期の予防方法
http://news.mynavi.jp/news/2014/10/16/154/ (より、一部抜粋)
男性更年期障害は、男性ホルモンの「テストステロン」が減少することで起こります。急激にテストステロン値が低下してしまうと、ホルモンバランスが崩れ、更年期障害になってしまうのです。テストステロン値の急激な低下をもたらす要因は、過度なストレスです。楽天的に考えたり、没頭できる趣味を持ったりするなど、ストレスを溜め込まないように工夫しましょう。また、質の良い睡眠をしっかりとることも、ストレスの解消につながります。テストステロンは、夜間眠っている間に分泌されるので、ぐっすりとよく眠ることは、更年期障害の予防に大いに役立ちます。
カテゴリ:医療情報
ebara / 2014年10月20日(月) 15:10
私は、臀部から太ももにかけて、長年強い痛みで困っていました。
椎間板ヘルニアが原因と診断され、整体やカイロプラクティックなどの治療も沢山受けました。
県外のヘルニアのレーザー手術で有名な病院で、高額な手術も受けましたが、全く痛みに変化がありませんでした。
手術をした病院では、ヘルニアは小さくなっているので手術は成功している。
痛みは、酷い股関節の変形から来ているので、今度は、股関節の手術が必要だと言われました。
仕事でお付き合いがある方が、私の身体を心配してくれ、江原先生.のことを教えてくれました。
週一回の鍼治療を開始して、すぐに激痛が無くなった訳ではありませんが、薄紙を剥がすように痛みが和らいで行き、周りの人から、以前と歩き方が違うね。
顔色が明るくなったねと言われるようになりました。
治療をはじめて半年ほどが経ちますが、変形が酷いため、どうしても出来ない動作も残っていますが、以前のような強い痛みで困ることはなくなり、元気に仕事ができるまで、回復することが出来ました。
カテゴリ:患者様の声
ebara / 2014年10月11日(土) 07:48
妊婦さんの中には、腰などの痛みを訴える方が多いかもしれません。私も、いままで何人もの妊婦の方に、トリガーポイント療法を行ってまいりました。お電話などで妊婦さんから、治療を受けることは出来ますか?と言う質問をいただくことがあります。よくある質問の中にも、下記と同じ内容を書いていますので、参考にしてください。
http://www.ebara-acupuncture.com/faq
妊婦さんでも治療をすることはできます。特に初産の方は流産したらどうしようと心配されますが、今まで一人も流産した方はいらっしゃいません。どうしても、不安な方は安定期に入ってからご来院下さい。
ここからは、個人的な意見になりますが、治療は 安全を期して細心の注意を払って行いますが、自然の摂理で流産する場合もあるかもしれません。治療をしたから流産したと思われると私としても、辛く悲しいです し、ご本人も治療してもらわなければ良かったと、一生後悔されるかもしれません。ですから、すごく不安がある方は、来院されることは辞めたほうが良いと思います。
カテゴリ:治療室こぼれ話
ebara / 2014年09月11日(木) 15:05