過去に治療を行った症例報告です。治療部位毎に経緯などをまとめています。左側のカテゴリ選択から治療部位を選択できます。
10日程前に、自転車で転倒して手をついた時に受傷。救急外来でレントゲン異常無しの診断。シーネで固定をされていました。
仕事上いつまでもシーネ固定を続ける訳にもいかず、痛みが引く事もなかったので自分で固定を外して来院されました。念の為、舟状骨、月状骨を中心に触診しました。やはり骨折はなさそうです。
痛みの部位は、手首を使うと掌側の小指側、経絡で言うと心経にあたります。(赤印)陰陽交差で言えば膀胱経になります。足の4趾と5趾の間を押さえると痛みが楽になるようです。そこで、一番反応があったF5と金門(青印)にバイオイエローを貼ったところ、痛みが随分と楽になったと仰ります。手首の動きの制限も無くなりました。
Aさん、ゴルフのフォームを変えて打ち込んだ次の日に痛みが出ました。
Bさん、足に痛みを訴えますが、はっきりとした痛みはありません。臀部にジャンプサインがありました。美容院で長時間座った後から具合が悪くなったそうです。
Cさん、ジムで特に捻った感じは無いが、その後外くるぶしから脛にかけて痛みが出ました。
MPSを知っていれば、すぐに対処できますね。3人とも、ほぼ痛みが無いくらい良くなって帰っていかれました。
最近の治療は、運動考察などを分析して、経絡やTP理論などをその時々で利用して行います。
Cさんの場合で言うと、足のタコの位置からいつも加重が外側になっているなどの情報を得て、治療に入ります。伸びてるところは縮めたり、その反対ですね。いたってシンプルです。
急性期の場合、直接痛む部位を刺激する事は症状の悪化を招く事があるので、軽く触れる程度にしておく事が多いです。
いつもはギックリ腰で来院される患者さん。海外への単身赴任中です。
2~3日前に歯の治療後、左肩にかけて重く苦しく、左を上にしないと息が詰まる。かなりストレスの溜る職場環境のようです。背中回りの緊張を取ると呼吸が楽になる方は多いものです。(単純に患部をマッサージする訳ではありません)
ストレスは呼吸を浅くされる感じです。特に首周りは多彩な症状を呈するようにも感じます。
もう一人のHPを見て来院してくださった患者さん。過去にギックリ腰数回。足底のシビレを訴えておられます。特に症状の酷い方の下腿は二回り程大きな感じです。
加茂先生の著書に似たような写真が掲載されていたので、本の貸し出しをしました。
自分也に勉強されて来院されたのでしょうから、言葉の飲み込みも早いです。足の方はちょっと時間がかかるかもしれません。