過去に治療を行った症例報告です。治療部位毎に経緯などをまとめています。左側のカテゴリ選択から治療部位を選択できます。
著効例ですが、60歳代女性の患者さんの症例です。
主訴は、今年の初めころから、足裏が歩くと痛くなり、放置している間にだんだん酷くなり、痛みだけなくシビレも加わり、数百メートルも歩くと痛くてたまらないと言う事でした。
かかりつけ医には、足根管症候群かもしれないが、取りあえず悪い病気ではないので、暫く様子を見ましょうと言われたそうです。
様子を見ていても、痛みやシビレに変化が無いので、知り合いの紹介で、右京区花園方面から来院されました。
確かに、足の裏のシビレは、世間で言うところの、足根管症候群と呼ばれる病態に似ていましたが、主訴は、あくまで痛みです。
屈筋支帯を中心に、ミオラブを使って丁寧に処理して様子を見てもらったところ、次の来院時のお話では、かかりつけ医の帰り道、約2キロの道のりを歩いたけれど、痛みもシビレも出なかった言うお話でしたので、痛くなれば、また来てくださいと言って、略治とした症例です。
画像が、治療に使用したミオラブです。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2015年02月24日(火) 20:30
数年前から続く、右前腕の痛みで来院された、30歳代男性の患者さんの症例です。手を酷使する仕事で、色々な治療を試したが効果が見られず、最近では、自転車のハンドルを握ることも辛くなり、知り合いから、当院の事を聞き来院されました。
深部反射や筋力検査で異常が見当たらず、膜系のトラブルと判断して、施術を開始しました。
痛みは前腕の筋肉だけでなく、棘下筋も深く関係していたようで、棘下筋、指伸筋を中心に、約2ケ月の間に8回の施術をしたところ、症状は徐々に良化して行き、8回目の治療終了時点で、寛解と呼べる状態にまで回復しましたので、略治としました。
今回の痛みは、作業関連と大きく関与しているようで、繰り返すようであれば、生活習慣の見直しが必要な症例かもしれません。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:手・腕の痛み
ebara / 2015年02月10日(火) 07:37
約一月前に、突然右膝に激痛が走り、歩くことも、ままならなくなった50歳代女性の患者さんの症例です。
整形外科を受診され、レントゲン検査の結果から、変形性膝関節症から来る炎症と診断されたそうです。治療の方は、膝に水が溜まっていることもないので、電気などを患部にあて、筋力強化のために運動療法をしましょうと言う事で、暫く通院していたそうですが、思うような結果が出ず、インターネットで検索され、京都市上京区方面から来院されました。
来院時、既に除外診断が済んでいたことから、筋膜性疼痛症候群(MPS)による痛みと判断して、週二回のペースで、右膝の内側広筋を中心に、トリガーポイント鍼灸をしたところ、三回目の治療後、自宅まで数キロの道のりを歩いて帰れるまでに回復され、四回目の治療で、寛解と言える状態になりましたので、略治とした症例です。
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:膝の痛み
ebara / 2015年02月05日(木) 15:58