気が付けば、ブログの更新が二か月以上も滞ってしまいました。
ブログを始めたのが2005年、個人が情報を発信するには文字を書くしか無く、限られた人しか発信ができない時代でした。
現在は、スマホの普及により、誰もが情報を発信できるようになりました。
情報も文字ではなく、VLOGやインスタと言う映像が主流になり、文字を読むのを煩わしく感じる方も増えたように感じます。
時代が変わっても、手技療法はやり方が大きく変わることはありません。
エコーで可視化できるようになっても、痛みの本態が可視化できる訳ではありません。
特に、当院が得意とするMPS(筋膜性疼痛症候群)と言う痛みは、触診や鍼先の感触が重要です。
新型コロナウィルスの影響で、人と人との距離を保たざる負えなくなりましたが、ブログの更新頻度が減っても、江原鍼灸整骨院.は、変わらずココに居ます。
・痛みの体験記
・ブログを書く理由
・トリガーポイント療法専門院の江原鍼灸整骨院.ホームページ
・京都市中京区西ノ京御輿岡町10番地
・診療時間 9:00~19:30(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
・電話 075-463-8639
・「ホームページをみて…」とお電話ください
カテゴリ:独り言
ebara / 2021年02月17日(水) 20:43
医療の現場では、痛みを痛みを症状と考え原因を突き止めるべく検査や治療が行われます。
筋膜性疼痛症候群(MPS)と呼ばれる痛みは、画像検査や血液検査などに異常は見つからず、医療従事者の多くがその存在を知らないと言われていますから、更に的確な施術を受けられず、患者サイドにしてみれば大きな不安を抱える事になりかねません。
検査をして異常が見つからない痛みは、(骨折や悪性腫瘍など)症状では無く痛みそのものが原因と考えられるべきなのです。
異常が無い場合はどうすれば良いか?
やぼたい言い方をすれば、自然治癒力が旺盛な状態にすることです。
単純に言えば体を温め血流をあげ代謝をあげる事です。
ストレスを感じると、交感神経が優位になり血管を収縮させ血流を悪くさせます。
リラックス状態においては、副交感神経が優位な場合は血流が増します。
トリガーポイント鍼は、最終的に副交感神経が優位になるので、血流が増え代謝をあげる効果を期待ができます。
自分でできるセルフメンテナンスとしては、市販の温灸を痛い部分に施してみる、少し温めのお湯に長めに浸かる、ウォーキングなどを取りいれる、腹巻などをする etc などがあります。
余裕があれば小島央先生推奨のKISトレは非常にお勧めできます。
自分でできる方法はたくさんありますから、工夫しながら季節の変わり目を乗り越えましょう。
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ebara / 2020年09月17日(木) 15:38
患者さんに、産後の骨盤矯正は必要ですか?と言う質問をいただきました。
あくまで、個人的見解です。
長男が産まれたときは、産後の日経ちが悪いと、後々困ることになるので、一ケ月間は、布団を曳きっぱなしにする。
出来るだけ、横になる時間を長くする。
このような、考えが主流だったように思います。
今では、出産だけでなく、手術をした翌日から動かすのが、当たり前の時代になりました。
話を戻すと、安静重視の時代でも、産後の骨盤矯正なんて聞いたことはありませんでした。
出産時の何かしらきっかけで、機能不全が起こることはあるでしょうが、多くは、動かすことで解決すると思います。
O脚だとか、産後痩せないだとか、美容と出産の因果関係も?ですし、それを、矯正でなんとかしようとするのは、結論が飛躍しています。
ビジネスとして考えた場合、産後=限られた時間です。
時間が限られているからこそ、患者さんは、時間切れにならないように、言われるまま、そのようなサービスを買ってくれるのです。
しかも、産後の骨盤矯正の場合は、一回こっきりでは終わらず、継続性があり、短時間で済むので、収益性が高くなります。
そこに目を付けた、ビジネスモデルのような気がします。
矯正をしてもらってから、余計に調子が悪くなった、矯正された場所が痛む、このように訴える患者さんを、今まで何人も診てきました。
産後の骨盤矯正を(産後でなくとも矯正自体を)謳っている、多くの施術院は、矯正することありきで、行わない選択肢を持ち合わせません。
やらせのような、口コミ投稿、SEO対策などで、PPC広告に力を入れた、チェーン店が目を引きます。
サイトの中身を見れば、どこも似たり寄ったりで、すべてに於いて奥行きを感じません。
ただ、産後の骨盤矯正が本当に必要だと信じている、患者さん想いの施術者が居るのも事実です。
しかし、患者さん想いの施術者が、産後の骨盤矯正が及ぼすメリット、デメリット。
矯正しなかった場合と、矯正した場合の対象群などを吟味し、深いところまで落とし込み、納得した上で、そのようなサービスを提供しているかは、大いに疑問です。
まとめ、(個人的見解)
産後の骨盤矯正は必要か否か?=限りなく必要性を感じません。
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ebara / 2019年06月26日(水) 13:49
最近は、某大手クチコミサイトのエキ〇ンと同じように、GoogleMapの治療院へのクチコミで高評価を狙い、集客に力を入れている治療院を散見します。
GoogleMapで、近くのトリガーポイント治療院など言うワードを入れて検索すると、それに関する店舗が見つかるはずです。
エキ〇ンは、悪い評価はUPされないシステムですし、点数を上げる裏技が存在します。
なので、公平性は著しく低く感じます。
GoogleMapの治療院へのクチコミ評価は、悪い評価もUPされますが、診てもらう方にすると、先生から頼まれると弱い立場ですから、良い事しか書けなくなることが多いと思います。
案外、高評価の多い中の低評価が的を得てたりするのかなとも思います。
ただ、店舗を利用しなくてもカキコミできるので、悪意に満ちた低評価もあるかもしれません。
そのような事から、現時点では、あまり参考にならないように感じますが、エキ〇ンよりは少し上と言う感じです。
いずれにしても、初回から回数券を勧める。
何度も通院を強要する。
効果があるか分からないサプリを勧める。
etc
そんな、対応の店舗は要注意ですね。
当院は、カキコミ依頼も、回数券も物品販売も一切行っておりませんので、ご安心ください。
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ebara / 2018年12月29日(土) 13:11
腰痛とは病名でなく、腰が痛い状態を言います。
腰痛の85%は原因不明と言われていますが、まず重要なのは、危険な疾患が無いか否かが重要です。
これをレッドフラッグと言います。
転倒して痛くなったら、骨折の可能性があるのでレントゲン検査が必要になります。
何もしないのに痛くなった場合、年齢などによって想定し除外しておくべき疾患がありますし、腰痛に限らず、痛みを訴え来院された場合、すべてにおいて想像力を働かせ、適応化否かを判断する必要があります。
私の場合、経験上多くは、徒手検査や超音波検査など行えば、筋膜性疼痛症候群(MPS)に由来する痛みの治療を優先すべき疾患か、医科を受診するべき疾患かを判断することができます。
また、多くの場合、すでに医科を受診しておられた方が多いですから、除外診断は済んでるケースが多いです。
除外するべき疾患が無いなら、治療を行って経過を診るしかないと言う事ですが、意味のない経過観察ではなく、積極的に施術を行い、経過を診ます。
施術の効果があれば、危険な疾患ではなく、筋膜性疼痛症候群(MPS)由来の痛みだったという言う事になります。
再発する場合は、施術部位の見直し、生活習慣の見直しが必要となる場合もあります。
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ebara / 2018年12月21日(金) 21:57
広島からFAで、巨人に移籍した丸選手。
年俸が、5年総額30億とも35億とも言われています。
凄い数字ですが、本人が頑張って得た権利を使って、巨人との思惑が一致したのですから、外野がとやかく言う理由は無いですね。
それを高いと考えるか?安いと考えるか?は、人それぞれです。
仕事の評価って何?と考えた時、相手に支払う対価で評価するのが分かりやすいのです。
しかし、単に持っているお金や、支払われるお金のみで評価すると、世の中歪んでしまいます。
また、仕事が自己満足で終わってしまうと、次の世代に仕事が繋がらないのです。
私の場合、仕事の評価として頂く金額は、保健診療にすると、色々な制限がある上に、一回千円前後の報酬です。
その金額で生計を立てるとすると、数をこなさなければいけません。
そうなると、提供するサービスの質が落ちることはあっても、上がる事はありません。
医療業界を見渡すと、一回の施術が10万円を超す高額なものもありますが、私の肌感覚では、いくら仕事の評価とは言え、流石に高額すぎると思います。
私は、仕事は社会貢献も重要と考えますので、施術費用は、自分の肌感覚では、かなり抑えた金額設定にしています。
これを患者さんが、保険が効かないから高いと考えるかもしれません。
改めて考えると、仕事の評価をどう捉えるかは難しいところです。
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ebara / 2018年12月03日(月) 08:05
毎日、今日なんとか施術して欲しいと言う電話が、必ずあります。
空きがあれば施術しますが、空きが無ければどうすることも出来ません。
急患の依頼は、柔軟に対応いたしますが、それでも物理的に限度があります。
当院は、WEBサイトでも案内していますが、一日の施術する人数に上限を設けています。
その為、事前の予約を入れておられる患者さんを、最優先で施術します。
また、こちらも事前の準備をしていますので、安易な理由でのキャンセルは辞めてください。
日本の痛み医療は、欧米より20年以上遅れていると言われていますが、筋膜性疼痛症候群(MPS)治療の第一人者の医師は、日本の痛み医療が遅れている背景に、日本人がサービスを無料と考える国民性にも問題があると仰ります。
自分だけに良く、相手に労を押し付けるシステムは、やがて機能しなくなるものです。
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ebara / 2018年11月12日(月) 07:29
痛みの悪循環に陥ると、思考も堂々巡りの傾向になるように感じます。
性格傾向も、痛みに大きく関与しているとも言われていますので、堂々巡りが先なのかもしれません。
私も経験がありますが、身体が病んでいるときは、心も病んでいきます。
心身一如です。
アドバイスしてあげられることは、頭でいくら考えても答えは出ない、やるか!やらないか!のどちらかしか無いと言う事です。
もちろん、失敗することもあるでしょうし、なかなか思うようにいかない事で、一時的に後戻りするかもしれません。
しかし、少しづつでも経験値を積み上げることで、必ず、良い変化が出てくるはずです。
ご縁があった患者さんが、長引く痛みを手放すその日まで、当院は、トリガーポイント鍼施術・筋膜リリース療法を用いて、そっと見守り続けらる存在で居たいと思います。
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ebara / 2018年05月01日(火) 08:50
ここ数年、インターネットを見て受診される方が増えました。
少なくとも、インターネットが出来ると言う方は、まったく出来ない方よりも、情報を得る力が長けているハズです。
しかし、いまやネットの情報を鵜のみにする訳にはいかない時代です。
私も過去に、架空サイトであったため、インターネットで注文した商品が、届かない被害にあったことがあります。
お金を振り込むと商品が届くと言う、当たり前に思っていたことが、当たり前で無い事に気づかされた瞬間でした。
ほんの一例ですが、患者さんから、悲しい声を聞く機会が増えました。
○○院は、ネットの情報とまったく違い、思った結果がでなかった。
○○院で、回数券を半強制的に勧められ、予約を頻繁に取らされた。
○○院は、毎回施術する人が変わり、同じ質問を繰り返された。
○○院で、骨盤矯正を受けてから、逆に痛みが強くなった。
流石に、患者さんを騙して儲けようとし、情報発信いるような人は居ないと信じていますが、先日、我が家に入ったポスティングのチラシは、まさに騙しテク満載のチラシでした。
そもそも、インターネットでは上位表示されないと、多くの人の目に留まりません。
検索上位に来るには、PPC広告、SEO対策、内容が伴っていなくても、お金があれば目につくようにできます。
広告費をかける以上、元を取らないといけません。
スタッフをたくさん抱えると、給料や福利厚生費、家賃などの固定経費が必要です。
早く治す方が利益が減るわけですから、不要な事をしてでも、利益を優先する院があるのも事実です。
一人院だから、大丈夫と言う訳でもありませんが、クチコミサイトの上位を見ればわかると思いますが、多くがチェーン店です。
悪いクチコミは、UPされない仕組みになっていますから、公平性がありません。
更に、クチコミを書きこんだ人(クチコミ投稿が多い人)を観察すると、全国の色々な治療院のクチコミを書きこんだりしていますが、大いに疑問が沸きます。
クチコミを書きこむ事を業としている人が、存在するとも耳にします。
下記のような治療院は、私が、患者なら選ばないと思います。
PPC広告などで、毎回表示されるるなど、過度な宣伝をしているところ。
クチコミサイトの書き込みが異様に多い、多店舗展開、若いスタッフばかり。
特別な治療法を自分で開発したかのように謳う院。
追加オプションが多く、最終的に支払う額が高くなるような院。
初診時に、回数券を購入させ、以降の通院を促すような院。
必要としない矯正があるにも関わらず、矯正ありきで施術を考えているような院。
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ebara / 2018年03月05日(月) 08:11
生まれてきた意味って何だと思いますか?
昔は、色々考えましたけど、私の現時点の答えは、生まれてきたことに、意味なんて無いって事です。
生まれた時から、周りには物があふれ、無料のサービスもたくさんあり、教育や医療水準も高く、水道を捻れば飲める水が出る。
このような国は、世界中で、日本とスイスくらいだそうです。
生まれてきたことに、意味はなくても、自分にどう投資して?どう回収するか?そして、どう社会に還元するか?
そこが重要だと思うようになりました。
臨床の現場で出合う多くの人は、何もしないのに出てきた痛みを、考え方の癖、食生活、生活習慣が大きく関与している事に気づいていません。
若いころと同じように、健康がタダで手に入り、無理も効くと勘違いしているように感じます。
しかし、自分の経験からも言えることは、そうはいかないのです。
健康に良いとされることは、山ほどありますが、忙しい毎日で、何かを増やす事は、容易ではありません。
何かを引く事、誰かに代わってもらえる事を取り入れることが、継続できるポイントだと思います
私の場合は、自分への投資と考え、過食を辞め、トリガーポイント鍼療法を行う機会を増やし、快適にに毎日を過ごせるようになり、生活の質があがりました。
自分への投資は、人それぞれです。
手前みそになりますが、やっぱり、トリガーポイント鍼療法は、良いなと実感しています。
これからも、多くの人に、トリガーポイント鍼療法を通じて、社会貢献ができたらと思います。
・トリガーポイント鍼灸・筋膜リリース専門院の江原鍼灸整骨院.ホームページ
・痛みの体験記
・ブログを書く理由
・こんな症状の方が来院
・京都市中京区西ノ京御輿岡町10番地(JR円町駅を北へ徒歩5分。島津アリーナ京都を南へ100メートル。)
円町、大将軍、白梅町、花園、西ノ京、太秦、等持院、鳴滝、御室、龍安寺、宇多野方面からもすぐです。
・診療時間 午前9:00~12:00 午後16:00~19:30(水・土 午前中のみ)
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ebara / 2018年01月26日(金) 08:55