京都JR円町駅5分の江原鍼灸整骨院.は、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリース専門院。ヘルニア、坐骨神経痛、むちうち、腰痛、膝痛の治療が得意
京都市中京区 JR円町駅5分 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)  座骨神経痛 ヘルニア 脊柱管狭窄症 トリガーポイント療法専門院 江原鍼灸整骨院.
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江原鍼灸整骨院.
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テレビで、武田鉄矢さんが、神経障害性疼痛の薬のCMに出ているのを見たことある方も多いと思います。
そのCMのお薬が、プレガバリンリリカと言う方が馴染みあるかもしれません。
リリカは、坐骨神経痛にも使われていますが、このほど、効果がないと言う論文が発表されました。
(文中 最下段参照)

 

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当院にも、リリカを処方されたが効果が無い、と言って来院される方が、沢山おられます。
リリカが効かない、坐骨神経痛でも、当院での施術を丁寧に行えば、良くなる方がたくさんいますから、坐骨神経痛と呼ばれる痛みの多くは、神経が関係する痛みでは無く、筋膜のトラブルが原因であると考えられます。

 

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TMSジャパンのMLより

■プレガバリン、坐骨神経痛に効果なし

坐骨神経痛患者207例を対象に、プレガバリンの疼痛軽減効果を無作為化プラセボ対照試験で検証(PRECISE試験)。
投与8週時における10段階評価(スコアが高いほど痛みが強い)
による平均未調整下肢痛スコアは、プラセボ群の3.1に対しプレガバリン群は3.7と両群で差はなかった
(調整平均差0.5、95%CI -0.2 – 1.2、P=0.19)。
有害事象発生数はプレガバリン群が227件で、プラセボ群の124件に比べて多く、特にめまいが多かった。

【原文を読む】
Mathieson S et al. Trial of Pregabalin for Acute and Chronic Sciatica. N Engl J Med. 2017 Mar 23;376(12):1111-1120. doi: 10.1056/NEJMoa1614292.
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1614292

 

 

カテゴリ:医療情報

ebara / 2017年04月25日(火) 07:37

骨盤や背骨の歪みが痛みの原因との説明を受けて、治療計画を立ててもらい、しばらく施術を行ってきたが、効果が無い、逆に悪くなったと行って来院される方がおられます。
歪みが痛みの原因と言う説は、昔から言われ続けているので納得しやすいですし、最近では、姿勢分析アプリのようなもので、見える化できてしまうので、そう説明されれば納得してしまうでしょう。
矯正治療をする側からすると、トリガーポイント療法のように手間暇がかかる治療ではなく、瞬時に終われるメリットがあり、患者をたくさん施術することができるので、うまく行くと収益増に繋がります。
私も昔は、患者さんにレントゲンを撮ってきてもらい、骨盤や背骨の歪みを分析し矯正を行ってきました。
歪みがマシになっても痛みに変化ない人、歪みに変化なくても痛みが取れる人がいました。
つまり、歪みが治れば、痛みはよくなると言いつつ施術していましたが、実際には、痛みと歪みを結びつけるには無理がありました。
何より、世界中の研究において、痛みと骨格の歪みの関係は、科学的には証明できておらず、時代遅れの理論となっています。
現に、多くの側弯症の人の悩みは、痛みではありません。
施術を受ける患者さんは素人ですから、歪みが痛みの原因と言われれば、なるほどと納得されるかもしれませんが、歪みに拘るあまり、痛みを強化する恐れがありますから、注意が必要です。

 

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カテゴリ:痛み痺れ

ebara / 2017年04月18日(火) 07:59

筋膜リリースと言う言葉をテレビで良く見るようになり、それに関連するお問い合わせが増えました。
しかし、残念ながら、今のところあらゆる痛みに効果がある、治療や薬は存在しません。

筋膜リリースについて(NAVERまとめより)⇒https://matome.naver.jp/odai/2144245467260362301

問題なのは、筋膜性疼痛症候群(MPS)と言う痛みが、ありふれているにも関わらず、医療従事者の多くがその存在を知らない事です。
その為に、椎間板ヘルニア、半月板損傷、頚腕症候群 etc の構造破綻モデルに基づいた診断や、痛みは精神的なものと扱われるだけで、適切な治療が行われておらず、痛みの難民と化している患者が多く存在する可能性があるのです。
また、筋膜性疼痛症候群(MPS)は、痛みだけでなく、抑うつや頭痛などの不定愁訴と深く関わっているとも言われています。
椎間板ヘルニア・変形性膝関節症・変形性股関節症・頚腕症候群 etc などの痛みやシビレ・症状は、視点を変え、トリガーポイント療法、筋膜リリース療法を行う事で、良くなる可能性が大いにあります。

 

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カテゴリ:痛み痺れ

ebara / 2017年04月06日(木) 12:20

 巷には、腰痛の情報があふれかえっています。
人間を構造物のように扱い、骨盤や背骨が歪んでいるのが原因であるから、その歪みを治しましょう。etc
もっとものように聞こえますが、骨盤や背骨の歪みと痛みを関係づける科学的な証拠はありません。
うまく行っていれば、腰痛患者は減るはずですが、増え続ける一方です。
歪みを意識すると不安が増強され、腰痛が悪化すると言う事にもなりかねません。
歪みを意識することは、何一つ良い影響をもたらさないのです。
その為には、腰痛に対して正しい知識を持ち、痛みを恐れず、動かすことが重要です。
当院は、体の治療だけでなく、簡単な認知行動療法のお手伝いも行っている治療院です。
もちろん、腰痛に効果的なトリガーポイント・筋膜リリースの施術もしっかり行います。

下の論文は、TMSジャパンからのML

■腰痛予防としての人間工学的アプローチは失敗。
職場から生体力学的な負荷を除去しようとしてきたが、職場での腰痛発症および腰痛による労災補償に対して何の成果も上がっていない。http://1.usa.gov/UGpGfE http://1.usa.gov/PbF8U3

腰痛予防と称した効果不明のアプローチを長々と続けている間に腰痛を有する従業員の苦痛は質・量ともに増え続け、かたや保険会社は防備を固めて富を築いたとされています。

下の動画は、腰痛ではありませんが、超音波エコーガイド下鍼の様子です。
超音波エコーガイド下鍼は、危険を伴う部位でも安全に鍼施術を行うことが可能です。
注:全ての患者様に、超音波エコーガイド下鍼を行う訳ではありません。

 

 

 

カテゴリ:痛み痺れ

ebara / 2017年03月15日(水) 08:48

患者さんから、トリガーポイント鍼とトリガーポイント注射の違いについて尋ねられることがあります。
親交のある、大分の山下クリニックのWEBサイトに、その違いが分かりやすく書いてあります。

http://www.yamashita-painclinic.com/qa/より一部を抜粋します。

日本で行われているトリガーポイント注射

「圧痛点に局所麻酔剤あるいは局所麻酔剤を主剤とする薬剤を注射する手技」(圧痛点・・・指などで圧迫したときに強く痛みが出る点)

本当の「痛みの発生源」

患者さんが訴える痛みには、うずく痛み(安静痛)や体を動かした時の痛み(運動時)があり、これらの痛みを関連痛と呼びます。
関連痛は、筋病変(病的に変異した筋肉)の中に存在するトリガーポイントという部分から発生します。
ところが人の体とは不思議なもので、多くの場合痛みの発生源であるトリガーポイントは、患者さんが関連痛を感じる部分から離れた場所に存在するのです。
「患者さんが指先で示す痛みが一番強い部位」は、患者さんが自覚している関連痛の場所になります。
治療として注射を行わなければならない痛みの発生源であるトリガーポイントの場所を、患者さん自身は気づいていないのです。
関連痛の場所に認められるのは一般的に「関連圧痛」という痛みであり、つまりこの痛みを感じる点は「痛みの発生源」ではないので、ここに行われる注射は「トリガーポイント注射とは呼べませんし、一時的な鎮痛効果が認められたとしても、筋病変を改善させる効果は望めません。

 

 

まとめ

トリガーポイント鍼は、あなたの気づいていない病変部を探し出し、そこを治療する方法です。
圧痛点、または触診なしに、患者にマーキングさせて行う注射は、治療するべきトリガーポイント取り残している可能性がおおいにあり、似たような名前でも、別物の治療法であるとも言えます。

 

以前の記事⇒http://www.ebara-acupuncture.com/archives/1871

カテゴリ:鍼灸

ebara / 2016年12月06日(火) 08:43

お会いしたことはありませんが、TMSジャパンを介して、少しばかりご縁のある、鍼灸師の伊藤かよこ先生が、人生を変える幸せの腰痛学校と言う本を、この度出版されました。
色んな治療を試したが効果が無い方、時間が無くて治療を受けられない方 etc 腰痛でお悩みの方は、読んでみては如何でしょうか?

 

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カテゴリ:読書

ebara / 2016年11月20日(日) 08:03

下の論文には、鍼治療で重症の便秘が軽減する可能性があると書かれています。
個人的に鍼灸は、痛み以外の治療にも、まだまだ可能性のある治療法だと思います。

 

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「電気鍼治療」と呼ばれる現代式の鍼治療により、重度の便秘を緩和できる可能性があることが、新たな研究で示された。
この治療法は、機器を取り付けた細い鍼を皮膚の下へ挿入し、電気パルスを体内に送るものだ。
今回の知見は、難治性の便秘症患者に対して安全かつ有効な選択肢を提供するものだと、複数の専門家がコメントしている。
カルガリー大学(カナダ)カミング医学校消化器科臨床准教授のChristopher Andrews氏は、「このような代替療法は裏づけとなるエビデンスがないまま実施されていることが多いため、今回の厳密な検証は励みになるものだ」と指摘する。
本研究では、慢性的かつ重症の機能性便秘(内科疾患や薬剤などの原因がなく、排便回数が週2回以下の便秘)をもつ患者を対象とした。
患者1,075人を無作為に2群に分け、半数は腹壁の筋層に鍼を刺す治療を、残りの半数は鍼治療では効果がないと考えられている位置に浅く鍼を刺す「偽治療」を受けた(対照群)。

~中略~

8週間にわたる治療期間中、電気鍼治療群の31%に平均週3回以上の便通がみられたのに対し、対照群で同レベルの便通が得られたのは12%のみだった。

原著論文はこちら
Liu Z, et al. Ann Intern Med. 2016 Sep 13. [Epub ahead of print]
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27618593

 

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カテゴリ:鍼灸

ebara / 2016年09月30日(金) 08:10

吉田脩二先生の著書、感じる力 瞑想で人は変われると言う本は、ご自身の経験や精神科医としての立場などから、瞑想について書かれていて、興味深く読むことが出来ました。
脳の偏桃体と言う部分は、不安や恐怖が生まれる場所と言われています。
長引く痛みや、不定愁訴などを抱える人の脳は、偏桃体の過活動が大きく関わっているかもしれません。
瞑想は、偏桃体の過活動を抑制するのに効果的ですよ。

 

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カテゴリ:読書

ebara / 2016年09月19日(月) 07:32

痛みや不定愁訴は、症状を取り除くことに執着しすぎるよりも、視点を変えることで、症状が軽くなることがあります。
簡単に視点を変えることは、出来ないかもしれませんが、勉強と同じく繰り返し刷り込んで行く事で、自分のものに出来るはずです。
中村天風
さんの著書、運命を拓くを貸し出し書庫に追加します。

 

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カテゴリ:読書

ebara / 2016年08月15日(月) 15:34

当院では、毎月、健康情報誌を発行しています。
ご入用の方は、お気軽に受付にお申し付けください。

 

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カテゴリ:お知らせ

ebara / 2016年08月13日(土) 13:50