
過去に治療を行った症例報告です。治療部位毎に経緯などをまとめています。左側のカテゴリ選択から治療部位を選択できます。
クラブ活動中に左足が攣って(大腿)、その場に倒れ込んだまま微動だにできず、友達数人に担がれて帰宅。安静にしても良くならず、動こううとしても足がすぐに攣るので、保護者の方に担ぎ込まれて来院された男子高校生の症例です。
股関節を経度屈曲位のまま身動きが取れません。
攣った反対の足のみで移動することもできません。
明確にここが痛いという表現もできず、足を伸ばそうとすると太もも全体が攣ると言う話です。
大量の汗とともにミネラルが放出され足が攣った可能性もありますが、最近足がやたらと攣るようになったことや、毎日バットの素振りをかなりの回数していること、転倒したわけでもなく、組織の損傷を伴うような所見は見当たりませんでしたので、原因を考えるよりも、まずは除痛を優先し治療をしました。
ベットに横になることも困難でしたので、少しでも動けるように、遠隔治療として骨間筋に鍼をしてみましたが、ほぼ無効でした。
それでも、どうにかベットに横臥できるようになったので、触診で一番スパズムを感じた、大腿筋膜張筋、中殿筋の前縁に置鍼をしました。
抜鍼後は自力歩行ができるまでに回復したので、ミネラルの補給目的でスポーツ飲料を薄めて飲む、お風呂でよく温まったあとに、鍼をした場所をよくストレッチすることを指導して終了。
翌日、念のため来院してもらいましたが、どの動作も問題なく行えるまでに回復していたので略治としました。
この時期は、クラブに入部したての子供たちの故障が目だつ時期です。一昔前よりも競技能力が求められるようになりましたから、高校生が150キロを超えるボールを投げる時代ですから、ついつい無理しがちです。運動量質、休養、食事 総合的に考えて取り組まないと、取り返しが付かない故障をしてしまう可能性もあります。
中年以降で足がよく攣る場合は、内臓疾患の可能性もありますから、繰り返すようであれば、専門医を受診してください。
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カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2013年05月13日(月) 07:53
ラグビーをされている20歳代の男性の患者さんが、左膝の痛みを訴えて来院されました。
二週間前に、競技終了後から膝に違和感を覚え徐々に悪化。競技中の横の動きが困難、深く曲げることも困難。
これだけ運動制限があっても、膝の内側なのか?外側なのか?真ん中なのか?前側なのか?後ろ側なのか?痛みが出る箇所がわからないそうです。
患者さんから得た情報、触診、鍼の反応を組み合わせ、その都度動作の改善を確認しながら、大腿二頭筋の中央の治療⇒外側広筋⇒大腿二頭筋の下部、最終的に3セットを行いましたが、一回の治療で、ほぼ、訴えられる症状は無くなりました。
以前の私なら、半月板損傷を強く疑ったかもしれません。私個人は、半月板損傷が機能の失調に大きくかかわる場合は、膝痛の要因になると考えています。しかし、高齢者の場合ですが、手術が必要と言われるくらいの半月板損傷が、膝の痛みを感じない方の半数に見られるという統計から見ても、まっさきに考える必要はないと思います。現に、
・江原鍼灸整骨院. 電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日
カテゴリ:膝の痛み
ebara / 2013年04月24日(水) 07:43
何をした覚えも無く徐々に膝が痛くった50歳代の女性の患者さん。
この患者さんは、整形外科では、変形性膝関節症と診断され、痛み止めの処方と電気治療で経過観察が続いていました。
最後は、2メートル前の出発しようとするバスも、痛みで動けなく乗り遅れるような酷い状態で来院されました。
内側広筋をはじめ広範囲が悪くなっていましたので、週一回の施術を約二か月行いました。
変形性股関節の手術の既往歴もあり、跛行も残っており長くかかった症例です。
先日、久しぶり来院して下さいましたが、大好きなショッピングにも出かけられるようになり、いくら歩いても痛みが気にならない状態が続いていると言うお話しでした。
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カテゴリ:膝の痛み
ebara / 2013年04月18日(木) 14:05
50歳代の男性の患者さんの症例です。
一年前に強烈な足の痛みとシビレに襲われ、治療するもよくならず、椎間板ヘルニアの手術を受けられたそうです。
術後は強烈な痛みは取れたそうですが、しびれは取れず、最近では椅子に座っているとすぐに痛みやシビレが強くなると訴え、わざわざ隣県から来院してくださいました。
殿部、ふくらはぎを中心にトリガーポイント鍼を週一回の頻度で、その都度やり方を変えながら三回施術をしました。
一回目の治療後から経過がよく、二回目の治療後からは座っていても、ほぼ痛みを感じる事がなくなった症例です。
カテゴリ:首・腰の椎間板ヘルニア
ebara / 2013年04月12日(金) 15:49
30歳代前半の女性の患者さんの症例です。
テニス歴が長く、5年くらい前の競技中に、腰から脇腹にかけて電気のような激痛が走ったそうです。
その時の痛みは、放置していればよくなったそうですが、その頻度がだんだん多くなり、最近では激痛が走ると息もしにくくなり、痛みが殿部からふくらはぎにかけて痛むようになったそうです。
病院を受診したそうです。MRI検査の結果で、第1~第2腰椎の間に巨大な椎間板ヘルニアがあり、それが原因と診断されたそうです。
画像で写し出されたヘルニアは、あまりにも巨大で、これだけ巨大だから痛くて当然だねと言う言葉に、今後は、競技が続けていけないかもしれないと、大きなショックを受けたそうです。
この患者さんの場合、右の腸肋筋の外縁の上部(肋骨の際)に大きな筋硬結がありましたので、そこをメインに殿部、下肢、腹筋、かばっている為に背部も痛くなると言うお話でしたから、その都度やり方を変えて治療をしました。
この患者さんは、痛みを強烈に訴えられるのですが、鍼での応答が出にくく、まさに探し当てると言う表現がぴったりの患者さんでした。
うまく探さないと、反応しているところはないので、心因性と片づけられていたかもしれません。
不安傾向も強かったので、特別なセッションに時間を割いたので、10回程かかりましたが、無事によくなって競技に復帰されました。
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カテゴリ:首・腰の椎間板ヘルニア
ebara / 2013年04月10日(水) 08:23
二ヶ月前に、牽制球を逃れるためにヘッドスライディングした際に、ベースで突き指をしてから痛みが引かず、徐々に痛みの範囲が広がり、握力もかなり落ちたと言って来院してくれた高校生。
突き指直後は、レントゲン検査で異常がないので、安静を言い渡されそうです。
その時の様子をみていませんので詳細は不明ですが、当初の痛みは損傷を伴う警告を意味する痛みだったのでしょう。
今は手を握りしめようとすると手のひらから、薬指、小指にかけて痛むようですから、初期の警告を意味する痛みではなく、筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)と判断して治療しました。
前腕の伸筋群なども丁寧にみましたが、薬指、小指のMP関節付近の骨間筋の責任トリガーポイントの治療を一回しただけで、しっかり握り締めることが出来るようになり、握力も戻りました。

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カテゴリ:手・腕の痛み
ebara / 2013年04月05日(金) 22:56
60歳代の男性の患者さんが、左膝の痛みを訴えて来院されました。
病院ではCTとMRI検査が行われ、半月板損傷という診断だそうです。
歩く事は膝によくないので控えるようにとだけ言わたそうです。
湿布、薬、電気と注射での治療が続くも悪化するだけで、何とかならないかと医師に聞くと、もう病院ではすることが無いとサジを投げられたそうです。
腰が痛い時に私の鍼治療一回で良くなったことを思い出し、今回来院してくださいました。
痛みが起こった時の話を聞くと、ゴルフに行って斜面で股を広げてスイングした時に違和感が出て、それから、だんだん悪くなっていったと言うお話しでした。
膝を触診すると鵞足(特に半腱様筋)にジャンプサインがありましたので、その部分とそれに繋がる部分を治療しました。
先日、最来してくださいましたが、痛みも随分マシになり、今度の休みには久しぶりにゴルフに行って来ると言うお話しでした。
痛みがあるとすぐに関節内の話になりますが、この症例のように、筋肉などの膜系のトラブルを治療することで良くなることも多いものです。
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カテゴリ:膝の痛み
ebara / 2013年03月20日(水) 08:16
三十代女性の患者さんが、左顎の痛みを訴えて来院されました。
大学病院、口腔外科での診断は異常なし、顎関節症候群と言う診断で経過観察だそうです。
口を開けるときだけ、閉めるときだけと限った動作で痛むわけではないそうで、ある一瞬だけ痛むようです。既往歴は頭痛、肩こり、疲れやすいetc
咀嚼に関する筋肉、後頭下筋群、頚部の筋肉から感作の強い場所を選び治療をしました。
先日二回目の治療に来られましたが、症状も10⇒2に改善したとのことです。
実際、鍼を打ってみての反応も、患者さんが仰るように初回より遥かに少なくなっていました。
大学病院で検査しても分からない痛みが、たった一回の鍼治療で大きく痛みが改善した症例です。
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カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2013年03月18日(月) 07:30
下腿の痛みを訴えて来院された高齢の男性の患者さん。
痛みは半年くらい前からあったそうで、脛骨(むこうスネ)に一直線にエレキバンが貼ってあります。
写真でお見せできませんが、かなりむくんでいました。医師にはなんと言われているのかと聞くと、脚気のようなものと言われているそうです。
脛骨前面には付着している筋肉はありませんから、脛骨前面の痛みは他から来ているというものです。関連圧痛という言葉は、MPS研究会の医師、山下先生の造語です。
施術方法を簡単に書くと、脛骨の内側縁から後脛骨筋に刺鍼→足裏に響く場所。腓腹筋の内側、外側の筋硬結。前脛骨筋から下腿骨間膜を貫き(一度に全体を緩める意味)刺鍼をしました。
先日、二回目の治療に来院してくださいましたが、むくみも随分減っていましたし、肝心の痛みも、8割は楽になったと言うお話しでした。
カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2013年02月27日(水) 12:50
左胸に痛みを訴え来院された高齢の女性の患者さん。
思い当たるのは、1ケ月半くらい前に物を持ち上げようとした際に、左胸にピキッと痛みが走ったくらい、その後痛みが続いた訳では無く、最近になって、体を動かした時一瞬だけ、電気が走るような痛みがあるそうです。
骨折を疑うような所見も内科疾患の既往歴もありません。
動作時通を確認しましたが、特に痛みを誘発する動作はありません。患者さんが押さえる場所は、第7~8肋骨の間になりそうです。’(通常、乳頭ラインが第五肋骨になります)
経験上このようなケースは、脊柱の際の筋肉をゆるめて呼吸が楽に出来るように治療すれば経過が良い場合が多いものです。
この患者さんも、訴える場所は治療せず、脊柱傍らの筋肉にできたトリガーポイントを治療をして様子を見ていただきました。
除外診断が必要な疾患がないかどうか判断し、尚且つ安全に刺鍼を出来る場所を選んで治療しました。(ここを読まれ参考にされる方は、背部は充分に気をつけ治療にあたってください。)
今日は一週間ぶりに、二回目の治療に来院されましたが、経過を聞くと、この一週間は痛みもなく生活が出来たようです。

カテゴリ:その他の痛み
ebara / 2013年02月07日(木) 15:45