京都JR円町駅5分の江原鍼灸整骨院.は、トリガーポイント鍼灸・筋膜リリース専門院。ヘルニア、坐骨神経痛、むちうち、腰痛、膝痛の治療が得意
京都市中京区 JR円町駅5分 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)  座骨神経痛 ヘルニア 脊柱管狭窄症 トリガーポイント療法専門院 江原鍼灸整骨院.
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江原鍼灸整骨院.
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70歳代の女性の患者さんの症例です。
1週間くらい前から左膝が痛み出し、膝の専門医を受診したところ、変形性膝関節症で直ぐに手術が必要と診断されたそうです。
痛くなるまでは、正座もできていたそうですから、レントゲン上で変形はしていても、痛くなる前から、関節の機能が失われていると言う事でもなさそうでした。
結論から言うと、内側広筋付着部を中心に、三回のトリガーポイント鍼治療で、痛みがなくなり正座できるまでに寛解しました。
手術が必要と言われるくらい膝が変形している方もおられるでしょうが、その約二倍の方に、同じくらい(またはそれ以上)膝が変形していても、膝の痛みながないと言うデーターもあるそうですから、変形と痛みを直ぐに結びつけることはできませんね。

 

 

 

・江原鍼灸整骨院.  電話 075-463-8639
・京都市中京区西ノ京御輿ケ岡町10番地
・営業時間 9:00~12:00 16:00~19:00(水・土 午前中)
・定休日 日曜日 祭日

 

カテゴリ:膝の痛み

ebara / 2014年11月28日(金) 20:40

陸上競技をしている高校生が、右の股関節の引っかかりと痛みを訴え来院されました。
整形外科にて、弾発股による股関節の炎症で、三週間クラブを休んで安静にするように診断されたそうです。
痛みは、太ももを胸に抱え込むような動作(股関節の屈曲)の半ばで強くなると言うことでした。
大腿筋膜張筋、中殿筋の前部を中心に、トリガーポイント鍼をしたところ、すぐに痛みも引っかかりもなくなりました。
治療当日から、陸上競技に復帰したそうですが、痛みも引っかかりもなく、クラブ活動が出来ていると保護者の方から報告を受けました。
トリガーポイント鍼1回で良くなった訳ですから、痛みの本体は炎症と言うより、筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)だったのかもしれません。

 

 

カテゴリ:股関節の痛み

ebara / 2014年11月23日(日) 17:44

首の椎間板ヘルニアと診断された、50歳台の男性の患者さんが、右肩甲骨の内側縁から右上肢、右前腕にかけて激しい痛みを訴えて、知人の紹介で来院されました。
問診では、特に思い当たる原因も無く、しいて言えば、仕事柄パソコンをよく使うので、最初は、肩が凝っているのか程度に考えていたそうです。
そのうち治るだろうと放っておいたら、痛みは良くなるどころか、腕の方にまで広がって来たそうです。
深部反射や触圧覚、筋力検査で異常が見当たらなかったので、筋・筋膜性疼痛症候群による痛みを最優先に考え治療に移りました。
この方の場合、棘下筋のトリガーポイントが、訴えられる痛みと大きく関係していたようでした。
約一ケ月の間に、トリガーポイント鍼を五回行った時点で、寛解と呼べる状態まで良化しましたので、略治とした症例です。

※白いマークが治療をした棘下筋のトリガーポイントです。棘下筋のトリガーポイントは、上記の患者さんの訴えのように、遠く離れた前腕の伸筋群にまで痛みを飛ばすことがあります。

 

 

カテゴリ:首・腰の椎間板ヘルニア 

ebara / 2014年11月07日(金) 13:13

椎間板ヘルニアの手術をしても痛みが取れないと言って、来院された20歳代男性の患者さん。左腰から左臀部、左大腿にかけて強烈な痛みを訴えられます。
世間では、坐骨神経痛と呼ばれる痛みです。痛みを止めるために処方された、ロキソニンもリリカも、全く効かないと訴えられます。
いつものように、深部反射や徒手検査を行いましたが、異常所見は見つかりませんでしたので、筋・筋膜性疼痛症候群、筋痛症と判断し、トリガーポイント鍼治療を開始しました。
初回の臀部の外旋筋群の治療で左大腿の痛みは消え、その後は、腰の痛みだけとなりました。
最終的に一月半の間に五回の治療で寛解と言える状態になったので略治とした症例です。

 

カテゴリ:首・腰の椎間板ヘルニア 

ebara / 2014年09月23日(火) 19:00

50代女性の患者さんが、腰の椎間板ヘルニアの痛みを訴え、知人の紹介で来院されました。
主訴は、1年以上前から続く、右の臀部や脛にかけての痛みです。
座位で症状が悪化するそうで、整形外科を受診し、MRI等の検査の結果から、椎間板ヘルニアが痛みの原因と診断され、ブロック注射や飲み薬や湿布が処方されたそうです。
しかし、どれも効果を感じられなかったと言うお話でした。
それとは別に、鍼治療や民間療法も受けたが、1日くらいは痛みがマシになるかな~と言う感じだったそうです。
私は、徒手検査、深部反射等に異常所見がないことから、筋・筋膜性疼痛症候群の痛みではないかと判断し、トリガーポイント鍼治療を週に2回のペースで治療を開始しました。
主に股関節の外旋筋群と下腿の伸筋群に活性化したトリガーポイントが見つかりました。
患者さんのお話では、最初の数回は、痛みに大きな変化は見られなかったが、治療を開始して、10日過ぎ辺りから痛みが軽くなっていることを自覚できるようになったそうです。
最終的に、1ケ月半の間に8回のトリガーポイント鍼を行い、痛みが気にならなくなるまで寛解しましたので、略治とした症例です。

 

カテゴリ:首・腰の椎間板ヘルニア 

ebara / 2014年09月22日(月) 07:40

30代後半の女性が、インターネットで検索されて来院されました。
主訴は腰痛ですが、ぎっくり腰と言えるくらい酷いもので、腰を90度に曲げたまま、痛みの為に全く腰を伸ばすことができません。
徒手検査、問診などから、筋・筋膜性疼痛症候群と判断し治療を開始しました。
問診では、腰の下の方が全体に痛いと言うお話でしたが、右の第3~4腰椎の高さ横の最長筋と多裂筋の間に、活性化したトリガーポイントが見つかりました。
置鍼20分と手技治療を加え、その際反応が強い所を、単刺(鍼を入れてすぐに抜く)を行いました。治療後は、腰もまっすぐに伸ばすことができるようになりましたので、一回の治療で略治とした症例です。
患者さんは、長年腰痛持ちだったそうですが、ここまで酷くなったのは5回目で、整体と名の付くところも色々行ったが効果を感じられなかった。
鍼は痛いものと言う先入観から、恐かったけれど藁をもすがる思いでトリガーポイント鍼を受ける気になった。実際に体験してみるとその効果にビックリした。
悪い所に鍼が当たると、まさに自分の痛む場所はソコ!と言う感じで、鍼は痛いものではなかった。これならば、もっと早くやれば良かったと言う感想をいただくことができました。

主に下のような太さの鍼を使用します。ボールペンの先と比べると鍼の細さがわかるでしょうか?(すべて使い捨ての鍼を使用します。)

 

カテゴリ:腰の痛み

ebara / 2014年09月19日(金) 08:47

自律神経とは、自分の意思とは関係なく、自動的に働く神経で交感神経と副交感神経に分けることができます。
交感神経が亢進する時は興奮や集中している時で、胃腸の働きは低下し血管が収縮し、汗をかいたり心拍数は増加します。
スポーツをしているときの様子を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。
一方、副交感神経が亢進している時は、リラックスしている時です。
この時、胃腸の働きは活発になり、血管は拡張して心拍数は減少します。
本来、交感神経と副交感神経は互いにバランスを取って、体の恒常性を保っていますが、そのバランスが崩れた状態を自律神経失調症、不定愁訴と考えると分かりやすいかもしれません。
これらは、症状があっても検査では異常が見当たらず、安易に精神的なものと済まされたり、周囲から理解が得られない辛さが加わる場合も多く見受けられます。
このような点では、痛みで苦しんでいる方と同じ事が言えるかもしれません。

自律神経失調症、不定愁訴の症状は?

自律神経失調症や不定愁訴の症状は、頭痛、頭が重い、肩こり、ヒステリー球と呼ばれるような、喉の詰まった感じや異物感、吐き気、胃痛、胃もたれ、便秘、下痢、倦怠感、食欲不振、不眠、イライラ感、不安感、耳鳴り、顎関節症、動悸、胸が苦しい、めまい、立ちくらみ、のぼせ、冷え、etc 。多岐にわたります。

自律神経失調症、不定愁訴が何故トリガーポイント鍼で良くなるの?

自律神経失調症や不定愁訴の症状は、慢性的な交感神経の緊張が関与していると考えられています。
筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)、トリガーポイントは、交感神経の過緊張とも関係が深く、痛みやシビレ以外にも上記のような症状を引き起こします。
また、交通事故などでのむちうちは、痛み以外にも、めまい、頭重 etc
をともなうこともありますが、そのような症状が、トリガーポイント療法で寛解することもあることから、自律神経失調症や不定愁訴の症状は、活性化したトリガーポイント、筋・筋膜性疼痛症候群と深いかかわりがあるとも言えます。
そのような場合、トリガーポイント施術を行うことにより、上記症状が改善する可能性は十分あります。

 

カテゴリ:自律神経失調症 その他の症状 ,傷病名

ebara / 2014年09月12日(金) 20:10

今月の初旬に、20歳前半の男性の患者さんが来院されました。主訴は、左の臀部から脛にかけて痛く、足首に力が入りにくいというものでした。
今回のような症状は、これが初めてではなく、高校生のころから、同じような症状を年に何回か繰り返しており、病院では、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛と診断されているそうです。
足首の背屈力は、健側と比べやや低下していましたが、深部反射や触覚検査には異常がなく、筋・筋膜性疼痛症候群による痛みと筋力低下ではないかと判断しました。
臀部は梨状筋を中心とした股関節の外旋筋に、下腿は長趾伸筋を中心に、週に二回のペースで、4回のトリガーポイント鍼治療を行いました。
症状が、その都度良化している事を確認。お盆休み明けに、5回目の治療に来院された時には、痛みもほぼ無くなり、足首を背屈する力も正常に戻っていましたので、略治として治療を終了した症例です。

 

 

 

カテゴリ:首・腰の椎間板ヘルニア 

ebara / 2014年08月29日(金) 08:36

今月の初旬に、何をした覚えもなく、口を開けようとすると左顎に痛みが走り、それ以上は、口を大きく開けることが出来なくなった20歳代前半の男性が来院されました。
この方は、最初に口が開けられなくなった時に歯科へ行き、顎関節症なので、しばらく噛み合わせの治療をしながら様子を見て、改善しなければ口腔外科を紹介しますと言われたそうです。
しかし、口が大きく開けられず噛み合わせの治療も出来ないので、インターネットで検索されて受診されました。
来院時は、口を開ける動作でだけでなく、下顎を前に引き出す動作も全くと言ってよいほどできませんでした。開口に関係する筋肉だけでなく、口を閉じるための拮抗筋も同時に治療をしました。具体的には、咬筋、外側翼突筋、内側翼突筋、側頭筋、顎二腹筋の中に出来たトリガーポイントも同時に、1番鍼と言う細い鍼での治療を行いました。
一回目の治療で、下顎を前に引き出す事は、すぐに出来るようになり、口も完全に開けることはできませんでしたが、開口時の痛みが少し残る程度になりました。同じ治療を二回行った時点で、来院時の主訴は寛解しましたので、略治とした症例です。
 

 

カテゴリ:その他の痛み

ebara / 2014年08月22日(金) 08:27

二か月ほど前に、高校で陸上の短距離競技を行っている兄妹が通院されていました。
最初に来院された妹さんの主訴は、二か月近く続く左大腿四頭筋が全体にわたって痛むと言うものでした。
肉離れということではなく、練習を重ねる間に痛みが強くなり、痛みも広がり、思い切って走れない状態が続いていたそうです。
そこで、近くの整形外科を受診して、レントゲン検査で異常なし、筋肉の軽い炎症が原因と言う診断で、クラブを休んで様子を見ましょうと言われたそうです。
それからは、近くの接骨院で、電気治療とマッサージ的な手技を毎日のように受けていたそうですが、全く症状が良くならないので、インターネットで検索され、保護者に付き添われ来院されました。
私の見立てでは、大腿四頭筋全部の問題ではなく、腸骨筋と長内転筋との隙間に問題があるように感じました。
特殊なツールを使って、その部分を中心にトリガーポイント手技療法を加えました。その都度、症状が良化していることを確認していましたが、四回の治療で来られなくなりました。

 

お兄さんのほうは、一か月半以上続く右側のハムストリング全体にわたる痛みで、近くの整形外科を受診して、レントゲン検査で異常なし、筋肉が炎症を起こしているので、運動を休止して様子を見なさいと言う診断と指導だったそうです。
クラブもなかなか休めないので、妹さんと同じように近くの接骨院で、電気治療とマッサージ的な療法を行うも効果なし。
妹が良くなる様子を見て受診されました。私の見立てでは、坐骨結節から5センチ程下の辺りで、半膜様筋、半腱様筋の隙間に問題があるように思えました。
特殊なツールを使って、その部分を中心に、トリガーポイント手技療法を加えました。
お兄さんの方は、その日一度だけの治療で終わっていました。

 

PS お二人のその後の経過はわかりませんでしたが、先日、妹さんの方が別件で来院された際に、自分の痛みは四回の治療で寛解。お兄さんのほうも一回で寛解。
現在は、痛み無く陸上競技に打ち込めているというお話を聞くことができ、その後の経過を知ることができました。
どちらも、手技のみで治療して効果があった症例です。
しっかりと罹患筋、治療すべきトリガーポイントを処理すれば、上記のような痛みも数回で良くなる場合があります。

 

カテゴリ:その他の痛み

ebara / 2014年08月09日(土) 13:20